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エピローグ
書きたいことがあって書く。
社会人になり就職して、繰り返される1週間を送っている。
1年は半分を超えた7月、おなじみのセリフを口にしていた。
「1年早っ」
人生=一生というもののエンドロールまではあっという間なのかもしれない。
CDショップ店員という肩書きはある。けれど、僕はまだ何者にもなっていない感覚がある。
何でもない日々が続いている。
そんな変わり映えのしない日常の中にいても楽しみはある。小説が原作のアニメの続きが来年始まる。 CMに好きな俳優である彼女が出ているのを見ると元気が出る。
休みの日には小説を書いている。片想い中の彼女とのライブには行けていない。
この先の目的地は見えていない。幸せっていうやつに向かっている、はず。
まだ何者でもない僕が、何でもない日々の中から抜け出して創造する。僕のプロローグはエピローグから始まる。




