となりの赤色
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:となりの赤色
満員電車に乗っていた。
「(はぁ〜、早く着かないかなぁ。やだなぁ、この満員電車ってのはホントに!)」
やっと降りる駅に着き
降りようとした時、
ワッと入って来た乗客と
肩や顔がぶつかった。
「(ったいなぁもう!これだから)」
まるで戦場だ。
女の私は勢いに負け、
乗ってくる乗客に押されて
また電車の中に舞い戻っちゃうほど。
それを押しのけ掻き分けて、
駅のプラットホームに降りるんだ。
はぁ〜〜これがほとんど毎日の事。
でもその日…
「ん?あれぇ?やだ、なにこれぇ!?」
駅のトイレに入って鏡を見た時、
私の右肩のところに、
赤い手形のようなものがある。
「手形って、なにこれ?!…まさか…」
血じゃなかろうか!?と思い
あたふたしたけど、どうやらペンキ?
絵の具かペンキのようで、
「くっそぉ〜、やられたなぁ〜」
多分、あの乗客の中に子供も混じってて
手に赤い色をつけた子が
私の肩に触ったんだろう…
考えられるのはそれぐらいだ。
必死にその色を落としたら
何とか落ちてくれた。
「ふぅ…」
とトイレを出、いつもの日常に。
でもその夜、
仕事から帰って部屋に居た時。
恐怖の出来事が。
私はアパート住みで、
部屋はリビングと
キッチンと寝室とバスルーム。
バスルームはユニット式で
トイレも付いてる。
そのリビングに居た時、
"パチン…"と音がしたような感じで
戸を閉めた向こうの
キッチンの電気がついた。
「っ!?…………………」
ビックリしてしばらく何も言えない。
すぐ我に返り、
部屋の確認、安全の確認。
戸を開けてリビングに行くと
確かに電気がついてる。
でも誰も居ない。
人の気配がしない。
…いやこんな時、
その気配がしてるのかしてないのか、
それさえはっきりわからないもの。
恐怖に怯えて居たから…?
「…勝手に電気がつくなんて、こんなことってある?!…」
そうしていた時、
はっきり疑問に思ったのは、
さっきのパチンと言う音。
電気の紐を確実に引いた時の音だ。
引かなきゃあの音は鳴らない。
つまり誤作動で
こんな状況にはならない!?
と言うこと。
その時なぜか
思い出したのがあの電車でのこと。
手形…
「…え?…えぇ?!…」
びぃぃぃんと寒気が走った。
服を着替えたのに、
パジャマの肩のところに
あの手形が付いていた。赤い手形。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=tvaZ0mvL1RA
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬