東方二次創作 ~東方鬼神伝~第28話「魔導書」
この話は2期の第28話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。
前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。
もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。
by霧崎刀
葵「結構疲れたな…」
俺は地上に戻ってきて家へ向かった。
葵「ただいま。」
茜「おかえり。」
茜「葵が持ってる本は何?」
葵「なんか優勝景品の魔導書だってさ。」
茜「何か大会でも行ってきたの?」
葵「力試し大会みたいな。そんな大会。」
茜「ちょっと見せてよ。」
姉ちゃんに魔導書を見せるとこういった。
茜「ごめんなにもわからない。」
葵「とりあえず魔理沙のところへ持って行ってみるから外行ってきます!」
茜「分かった。行ってらっしゃい。」
そして魔法の森へ向かった。
葵「この森毎回迷いそうになるんだよな…」
魔理沙「どうしたんだ?葵。」
魔理沙はキノコを採っている最中であった。
葵「この魔導書を解析してほしいんだけどお願いできる?」
魔理沙「それなら今忙しいからパチュリーなら解析してくれると思うぜ!」
葵「分かったよ!」
そして俺は紅魔館へ向かった。
葵「門番は相変わらず寝てるな。」
寝ている門番をよそに紅魔館へ入った。
葵「失礼します!」
咲夜「どうされましたか?」
葵「パチュリーさんに魔導書の解析をお願いしたいんですけどパチュリーさんっていますか?」
咲夜「今パチュリーさんなら図書館にいると思いますよ。」
葵「ありがとうございます!」
そして図書館に向かうと、本を読んでいるパチュリーさんがいた。
パチュリー「私に何の用?葵君。」
葵「大会の優勝景品で魔導書をもらったんですけど中身が読めなくって、解析してもらえないかと思いまして来ました。」
パチュリー「それぐらい大丈夫よ。少し本を読んで待ってて。」
葵「分かりました。」
そして本を読んでいると気になる本を見つけた。
葵「これは…魔導書?氷の魔法について…か。」
そして俺はパチュリーさんが解析している中でその本を読んだ。
それから数十分するとパチュリーさんは俺を呼んだ。
パチュリー「この魔導書には水の槍を作り出せる能力について記載があったわ。」
葵「どんな名前だったんですか?」
パチュリー「アクアランスという名前の能力だったわ。まあ習得するもよし。ここに預けるもよし。自由にしなさい。あなたが手に入れた本なのだから。」
葵「ありがとうございました。それでは俺は少しこの能力を習得するために帰らせていただきます。」
パチュリー「気を付けて。」
そして俺は家に帰って魔導書に書いてあった能力を試すことにした。
葵「-スペル-蒼水「アクアランス」-」
発動すると水でできた太い槍が出てきた。
葵「でも操りにくいな…」
そこで俺は図書館の本を思い出した…
アクアランスの形はモンスター〇ンターワイルズのランスの形を考えています。
by霧崎刀