東方二次創作 ~東方鬼神伝~第22話「平穏が戻ってきた」
この話は2期の第22話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。
前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。
もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。
by霧崎刀
東雲葵視点
葵「大千国がやってくれたのか…?」
大千国[ああ。そうだ。]
茜「AI,結構強かったよ?」
紫「見た感じ、コアがありそうだったから手助けしただけよ。」
葵「でも紫さんはなぜ戦ってるってわかったんですか?」
紫「それはね…葵君の様子を見に行ったらたまたま戦闘してたから苦戦してた茜さんを助けただけよ。」
茜「本当に助かりました…」
紫「まあ切り替えてお団子でも食べに行きましょう?」
葵「いいですね!」
俺らは山から離れ、人里へ向かった。
霊夢「葵!颯を倒したって本当!?」
魔理沙「聞いたときはビックリしたぜ!」
葵「魔理沙!もう平気なの⁉」
魔理沙「天才魔理沙ちゃんだからな!心配はいらないぜ!」
葵「よかった…」
霊夢「それで葵!颯を倒したって本当なの⁉」
葵「何とか大千国とやったよ…」
茜「まさかこの世界に来てからの最初の本気の戦闘がラスボスだったとは…過酷ですね…」
霊夢「茜さんは最近幻想入りしてきたのに異変解決なんてまかせてごめんね?」
茜「いいえ。私はもともと剣道で外の世界で国の中で2位を取ったので、結構自信はあったんですよ。」
霊夢「たとえ剣道をしていても異変解決は難しいはずなんだけど…」
茜「あくまで颯を倒してくれたのは葵なので。」
魔理沙「茜もがんばったんだろ?それでいいじゃねえか!」
紫「それじゃあね。霊夢。魔理沙。」
そうして俺たちはまた団子屋へ向かった。
葵「団子三つくれますか?」
団子屋のおっちゃん「分かったよ!おまけでサービスしてやるよ!」
葵「ありがとうございます!」
しばらく待っていると、団子を届けてくれた。
団子屋のおっちゃん「団子三つとクッキーだよ!」
茜「ありがとうございました!」
そうして団子とクッキーをもらい、家に帰った。
葵「ひとまず訓練かな。」
茜「こっち来てから変わったね。葵。」
葵「何が?」
茜「前は訓練とか練習なんてほとんどしなかったのに。」
葵「そうだね…まあもう大切なものを失わないようにかな。」
茜「そう…じゃあ私も葵の訓練一緒にしようかな。」
葵「まあ姉ちゃんならいつもやってるか…素振り1000回と2時間耐久走。」
茜「素振り1000回はやってるけど、2時間も走ったことないや。」
葵「まあひとまず素振り1000回。」
茜「この刀軽くって振りやすいのがいいのよね。」
葵「俺は幻想郷来てから刀の練習したよ。」
茜「短期間でやっぱり葵は覚えられるのね。昔からそうだったもん。」
葵「そうだっけ?」
茜「てか今何回だっけ?」
葵「今241回。」
茜「よく覚えてるね。私は一つも覚えてないよ。」
葵「一つもはダメじゃない?」
茜「まあ後800回ぐらいやればいいんでしょ?」
葵「まあそうだけど、ちゃんと回数ぐらい覚えてほしいものだよ。」
数十分後
葵・茜「998、999、1000!」
葵「終わったから今から2時間耐久走だよ!」
茜「今から2時間は走れる気がしないんだけど。」
葵「まあやってみればいいよ。時計が今15時ぐらいだから17時までね。」
茜「5時まで走らないといけないの⁉」
葵「まあ行けるから。ここから隣の山まで1時間ぐらいだから、それの往復。」
茜「そう言われたらいける気がしてきた。」
葵「それじゃあ行くよ?」
茜「ついていくよ。」
2時間後
葵「お疲れ。姉ちゃん。」
茜「これ結構きつくない?」
葵「まあ毎日はやってないよ。最近始めたばっかだし。」
茜「そうなのね…」
俺は疲れ果てる姉をよそに、夜ご飯を作ることになった。
今さらですが、なんだかオリキャラの名前漢字一文字率が高いような…
(例)葵、茜、陽(1期2章)、刀(霧崎)(1期2章)、颯(2期2章)
もう5人いますが…ここから終了時には何人増えるのでしょうか。
そもそもいつこのシリーズはいつ終わるのか…
まあきっと2025年中は続いてると…思います。
終わるときにはブックマーク50とか行ってたら…いいな。
by霧崎刀