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東方二次創作 ~東方鬼神伝~  作者: 霧崎刀
2期 第2章~東雲葵と暴操異変~
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東方二次創作 ~東方鬼神伝~第9話「間違いと新発見」

この話は2期の第9話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

葵「やっぱり地上の空気はいいな!」

俺は何とか旧地獄から地上へ戻ってきた。そして地上へ戻ってきた俺は一度白玉楼に戻ろうとしたとき、目の前に咲夜さんが出てきた。


咲夜「今お時間よろしいですか?」


葵「はい。いいですよ。」


咲夜「一度紅魔館まで来ていただけますか?」


葵「分かりました…」そう言ってなにも伝えられず、

紅魔館に行くことになった。紅魔館へ着くとレミリアさんが待っていた。


レミリア「どうやらパチェが伝えたいことがあるそうよ?図書館へ向かってくれる?」


葵「分かりました。」そうして長い廊下を歩き、図書館へ向かうと、パチェリーさんが待っていた。


葵「なんですか?伝えたいことって。」


パチェリー「かなり前に言ってたと思うけれど、あなたには2つ能力がある可能性を話したわね?」


葵「そういえばそんなことも言ってましたっけ?」


パチェリー「個人的に少し気になるから検査させてくれない?」


葵「分かりました。俺も少し気になるのでお願いします。」それからいろいろ検査をされ、無事に検査が終了した。


パチェリー「検査結果が出たわ。」


葵「結局何の能力だったんですか!」


パチェリー「まず鬼になれる程度の能力についてよ。まず間違っていたわね。」


葵「間違っていたとは?」


パチェリー「鬼になれる能力は正しくは「神々を従える程度の能力」かしら。」


葵「この検査で間違いとかあるんですか?」


パチェリー「こんなことは初めてね…間違っていたか、「変化したか」のどちらかね。」


葵「そんなことあるんですね…でもう一つのほうは⁉」


パチェリー「もう一つは「魔法を扱う程度の能力」ね。」


葵「魔理沙と同じ能力ですか?」


パチェリー「そうね。調べものは終わりよ。もう帰ってもいいわよ?」


葵「分かりました!ありがとうございました!」そう言って俺は一度白玉楼に戻った。


幽々子「お帰り。葵君。」


葵「ただいま!」

そう言って自分の部屋へ戻り、訓練を始めようとすると、

妖夢が焦った様子で部屋に入ってきた。


妖夢「葵!大変!急いでついてきて!博麗神社へ!」

そう言われるがままに博麗神社へ向かうと大量の数えきれないほどの妖怪が博麗神社に押し寄せていた。すべての妖怪から颯の暴走の能力の雰囲気がある。そしてその大軍相手に霊夢は一人で戦っていた。それを見ると魔法石を持って能力を発動した。


葵「-スペル-蒼符「マリンフィナーレ」-!」

そして大軍相手にスペルを放つと一度でたくさんの敵が倒れたが、それでもまだまだ終わりが見えない。そうして霊夢に加勢することにした。俺はすぐに大千国に交代して命令した。


葵[今すぐそこにいるやつらを殲滅してくれ。]


大千国「葵。そのぐらい朝飯前だ。」

そう言うと大千国は自ら敵に突っ込み、敵をバッタバッタとなぎ倒していった。そうして俺は思った。大千国と俺が一緒に戦えたらいいのに。と、ふと思った。けれども無理かとあきらめていると大千国が戦いながら語りかけてきた。


大千国[お前今それぞれが戦えたらいいと思ったか?やりたいのであればやってみろ。]

と言われたが、やり方なんて知ったことではない。どうすればいいか悩んでいると、大千国が、


大千国[お前はいつも使いたいものはどうやってやってきた!]その言葉を聞き、決意した。


葵[やってやるよ…]そしてスペルを発動した。


葵[-スペル-神符「複心解離」-]

すると大千国の体から抜け出すように出て、

自分で戦えるようになった。


葵「やってみるもんだな!」そして大千国とは逆のほうを向いて戦い始めた。すると妖夢が、


妖夢「私も負けてないからね!-スペル-人鬼「未来永劫斬」-」

そして妖夢も戦いだした。俺は空間変化を準備する。


葵「空間変化 鬼ヶ島」そして叩き込む。


「-スペル-蒼符「魂の鬼神」-」そしてそこから戦いの火蓋は切られた…

-スペル-神符「複心解離 鬼神大千国」-→-すぺる-じんふ「ふくしんかいり」-

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