東方二次創作 ~東方鬼神伝~第3話「暴走?」
この話は2期の第3話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。
前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。
もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。
by霧崎刀
???「今いるよ!入ってきて!」
魔理沙「葵…今すぐに逃げるぞ…」
葵「なんで?」
魔理沙「いいから早く箒に乗れ!」
そうして二人が箒に向かって走った瞬間、後ろから爆発音が聞こえ、
目の前に水の塊が出てきて足止めをされてしまった。
魔理沙「何なんだよ…なんでにとりが攻撃しようとするんだよ!見た目は完全ににとりなのに…」
にとり?「-スペル-水符「河童のポロロッカ」-」
目の前にすさまじい数の弾幕が出てきた。俺も対抗しようと能力を発動した。
「空間変化 鬼ヶ島」そう言うとにとりさん?と魔理沙ごと覆うエリアができた。
魔理沙「なんかすげえな…まあいい!-スペル-恋符「マスタースパーク」-!」
そう言うとたくさんあった弾幕がかなり減った。
そこに合わせて俺はスペルを叩きこむ。
「行くぜ!-スペル-蒼符「魂の鬼神」-」
そう言うと前よりもたくさんの数の弾幕が飛び出した。
そしてその弾幕をうまくよけながら近づいてきて殴りかかってきた。
なので、代わることにした。
「頼んだぞ!大千国!-スペル-神符「鬼神大千国」-」
発動すると体が入れ替わった。
大千国「さあさっさと気絶させちまうか。サポート頼むぞ。魔理沙。」
魔理沙「誰がサポートだって⁉私だってやってやるさ!」
そう言うとにとりはスペルを使った。
にとり?「-スペル-河童「のびーるアーム」-」
スペルが発動する前に同時に大千国と魔理沙はスペルを叩きこんだ。
大千国「-スペル-鬼神符「幻夢破壊」-」
魔理沙「-スペル-彗星「ブレイジングスター」-」
そして打ち込むとにとりさんのスペルは出てこず、ただ倒れていた。
その時に、大千国と体を代わった。
葵「大丈夫ですか!」
魔理沙「おい大丈夫か!にとり!葵。急いで永遠亭へ行くぞ!」
葵「永遠亭?どこですか?そこ。」
魔理沙「まあいい。ついてきてくれ。と言っても抱えたままじゃあ遅いな。」
葵「大千国ならいけるかもしれません。代わります。」
そう言って代わった。
魔理沙「大千国!そこの女の子を抱えてついてきてくれるか?」
大千国「ああ。そのぐらいお安い御用だ。魔理沙よ。」
魔理沙「それじゃあ行くぞ?」
そう言って魔理沙は箒で飛び、大千国は箒の高速移動に追いつきそうなぐらいのスピードで走っている。
魔理沙「そのスピードで体力が足りるのか?」
大千国「ああ。これでも鬼神だ。しかも魔法石もあるしな。」
そう言いつつ、竹林についた。
魔理沙「ここからは妹紅に任せた方が早いな。妹紅!居るか⁉」
その時ついでに体を代わった。
???「何の用だ?魔理沙…とどなた?」
後ろに振りかえると白髪に赤いズボンをはいた女の人がいた。
魔理沙「おうもこたん。にとりが急に暴走して対処したら倒れてしまったんだ。永遠亭まで案内してくれないか?」
妹紅「誰がもこたんだって???ですまんな。嬢ちゃん。」
葵「いや誰が嬢ちゃんって!!!」
妹紅「あれ?違ったか?」
魔理沙「いや普通に男だろ?葵。」
葵「いやそうなんだけど…久しぶりに勘違いされた…」
妹紅「それはごめんな。葵…君でいいのか?」
葵「いやなんでまだ迷っているんだよ!いいよ!君で!」
魔理沙「葵が怒ってるとこ初めて見たけどかわいいな。」
葵「なんでだよ!!でもうそろそろにとりさんを…」
妹紅「ああ。そうだったな。それじゃあ永遠亭はこっちだ。」
少し恥ずかしいことはあったが何とか永遠亭についた。すると明らかにナースっぽい人がいた。
魔理沙「永琳~!にとりを何とかしてくれないか?」
永琳「分かった。で横の子は?」
魔理沙「葵っていうんだ。鬼神操れるんだぜ!?」
永琳「ああ、あの子ね。霊夢がこの前話してたわ。」
そうしてにとりさんは少しベッドで寝かせることになったらしい。
そうして俺らは博麗神社へと向かった…