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堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~

堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~ 第10話「不滅の友情。再会の古都・ならまち」

作者:大浜 英彰
 元化25年7月某日。
 人類防衛機構の特命遊撃士である吹田千里准佐は、同じ堺県第2支局所属の友人三人ともに、ならまちを訪れていた。
 寺社仏閣と町家が共存する歴史情緒豊かな街並みは、まさに古き良き日本の原風景。
 しかし、千里達の目的は観光にあらず。
 ならまちで営まれている老舗和菓子屋の大女将を訪ねる事にあった。
 四方黒庵の先代当主、四方黒美衣子。
 かつて人類解放戦線の一員として珪素戦争に従軍したため、千里達にとっては防人乙女としての遠い先人にあたる老婦人だ。
 しかし、珪素獣のタイムスリップに巻き込まれて修文四年の時代に降り立ち、曾祖母である園里香少尉としての生活を余儀無くされた枚方京花においては、それだけでは片づけられない存在だった。
 京花の曾祖母である園里香にとっての四方黒美衣子は、士官学校時代の同期生にして、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の信太山駐屯地で青春の日々を共有した親友。
 そして曾祖母の名を借りていた京花にとっても、短い間ながら共に笑いあった仲だった。
 70年以上の歳月を経て、時空を越えた友情が再び動き出す…

(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)
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