プロローグ
久々に描いてみた。
俺の名は岡田五助。
日本料理店の村雨を営む料理人だ。
数日前に偉い人から村雨の立ち退きがあった。
俺はもう50代だから辞めようと考えていた。
ある時1人の金髪の女性が俺の店に入ってきた。
「いらっしゃい、何にしますか?」
俺はそう女性に聞いた。
「かぼちゃコロッケと白米とみそ汁は出せますか?」
そう女性は俺に聞いた。
「ええ、できますよ」
そう言って俺は茹でていたカボチャを丸めて卵と小麦粉とパン粉をまぶして油で揚げた。
その間に作り置きしていたみそ汁をお椀に注ぎ。
炊飯器を茶碗に装った。
カボチャコロッケはこんがりキツネ色に揚がりそれを皿に装って皿に千切りキャベツも乗せてミニトマトを乗せた。
「ほら、食べな」
そう言って俺は女性にカボチャコロッケと白米とみそ汁を出した。
「いただきます」
そう言って女性は箸でカボチャコロッケを掴み口に運んだ。
サクッという音が響き女性は目を輝かせた。
よほど美味しいのか女性はカボチャコロッケをその後5つおかわりを頼んだ。
「ねぇ、店主」
女性は俺に声を掛けた。
「はい?何ですか?」
俺は女性を見た。
「あなた、ここで料理人として働くのは勿体ないわね」
そう言って女性は俺を見た。
「そうですかね?」
俺はそう聞いた。
「異世界なら貴方の力が役立つわよ」
そう女性は俺に言った。
「異世界?そうしたいですが何分金がなくて」
そう言って俺は女性に苦笑いしながら話した。
「なら、私が連れて行ってあげるわ」
女性は片手をパチンと鳴らすと空がいきなり明るく光りだした。
外を見るとそこはまさしく異世界であった。
次回を楽しみにしててね