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一人で生き残るつもりだった。死に戻って最強の離島シェルターを築いたら、仲間と未来を作ることになった。  作者: 雪凪
魔物討伐編

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2-6 初戦

 大災害から2週間後の午前7時前。


 俺は迷彩服を着込み、ヘルメットなどの装備一式を抱えて会議室に入った。昨夜は眠れないかと思ったが、昼間の戦闘訓練と夕飯後のいつもの肉体労働でグッスリだった。


 ついに、この日が来た。


 会議室のドアを開けると、既に全員が集合して話し合いをしていた。田村さん、レオさん、陽菜乃ちゃんは迷彩服で、桐島博士だけは白衣を着ている。みんな、イキイキとした顔をしていた。


「おはようございます。皆さん早いですね」


「朝早く目が覚めちゃったよ~神崎さんこそさすがに魔王様だね、あはは」


 俺の挨拶に、陽菜乃ちゃんが笑う。


「みんな揃ったから時間前だけど始めていい? 今、話してたように、掲示板にたくさんの報告が上がってるんだ~」


 俺が座る前にタブレットを操作する陽菜乃ちゃんは、すごくやる気に満ち溢れているようだ。

 壁のディスプレイに、各国からの投稿が次々と流れていく。



『午前0時ちょうどに黒い生物が出現』(アメリカ)


『犬のような形だが、尻尾が長くて毒々しい、写真参照』(アルゼンチン)


『情報通りに塩水につけた弾丸で撃ったら溶けて消えました』(デンマーク)


『噛まれた人が高熱を出している』(エジプト)


『レア種もモノリスもみつからない』(タイ)



「添付写真を見る限り、前世と変わらないですね。弱点も含めて、データ通りで大丈夫なようです」


 俺が話すと、みんなも安心した表情になった。ここで、塩水弾が効かないとなると大問題だ。本当に良かった。


「この島の監視カメラ映像を映すね~」


 陽菜乃ちゃんが別のディスプレイに映像を映し出す。6つの映像に小型魔物が映っていた。

 森の中や施設の周りを、ある黒い影はゆっくりと、別の黒い影は駆け足で移動している。体長は中型犬程度、全身が黒い毛で覆われ、長い尻尾を左右に振り、たまに高く振り上げて地面に打ち付ける。まさに前世で見た小型魔物そのものだった。


「映像解析では、昨夜の0時から小型魔物が147体確認できてるよ! 実際は300体以上いるかもね~」


 別のディスプレイに映し出されている地図アプリは、魔物の位置を示すたくさんの赤いバツ印が少しづつ移動していた。監視カメラの範囲から離れたのか印が消えたと思ったら、また別の位置に新しく浮び上がる。


「こりゃマジで便利だな。監視カメラを増やしたくなるぜ。陽菜乃ちゃん、事務棟の周りをアップにしてくれ」


「りょーかーい!」


 田村さんの言葉に、すぐに陽菜乃ちゃんがタブレットを操作する。事務棟の周りは、裏側に一つ、表の屋外駐車場の奥に一つ、バツ印が動いている。


「まずは安全に3階から拳銃で撃ってみよう」


 田村さんが立ち上がってから、桐島博士を見て慌てる。


「あ、子供たちに銃声はまずいですか?」


「大丈夫です。今日の話はしていますし、あの子たちもVR訓練に参加してからは、魔物討伐を理解しています。音に驚かないように、先に声をかけてきますね」


 霧島博士が答えて、先に会議室を出ていった。


「よし、全員、武器庫で拳銃を携帯。装備はヘルメットのみ。移動開始!」


「「「はい!」」」






 裏側の魔物が建物に近かったため、まずはそこの真上の部屋に移動する。その2LDKの部屋は、本来なら大きな窓から森林部がよく見えるが、今は真っ暗だ。田村さんが部屋の明かりをつけて、電動シャッターのスイッチに手をかける。


「いいか、最初は俺がやる」


 微かなウィーンという音と共に、シャッターがゆっくりと上がっていく。


 そして、俺は二年ぶりに実物の魔物を目にした。


 距離約20m。建物近くの低木で何かを嗅いでいる。全身を覆う黒い毛は艶やかで、まるで濡れているかのように見える。長い尻尾は地面を這うように伸び、先端が蛇のように落ち着きなく動いている。


 前世の記憶が蘇る。大学の避難所で、最初に高齢の教授が首を食いちぎられた光景。いきなり現れた魔物の腐敗臭と血の匂い、断末魔の叫び。あの時と同じ魔物が目の前にいる。


「記憶通りだな」


 俺は小さく呟いた。


 その時、魔物がこちらを見上げた。黄金色に輝く目が俺たちを捉える。口元から鋭い牙が覗き、粘性のあるよだれがダラダラと垂れている。


「なんか……邪悪な感じがするね~。いかにも魔物って感じ!」


 陽菜乃ちゃんが、顔をしかめて嫌そうな声で言う。


「音への反応は鈍いですね。シャッターの開閉音は気にしていませんでした。その後でこちらを見たということは、窓ガラス越しでも人間の気配がわかるのでしょうか」


 レオさんは、冷静に観察している。


「まずは俺がやる。みんなヘッドセットを降ろしてるな?」


 全員がレールマウント式のヘッドセットを降ろしていた。射撃音から聴覚を保護するためだ。

 ちなみに、軍用のヘッドセットは、発砲音のような轟音は自動でカットして、足音や木の枝が折れる音といった微弱な音は、むしろ増幅して聞こえるようになっている。ささやき声で話しても、明瞭に耳に届くから便利だった。



 田村さんが窓を開け、拳銃を構える。拳銃の銃口が魔物に向けられる。


 ヘッドセット越しに微かな射撃音が響いた。


 塩水に浸した9mm弾が魔物の胴体を捉える。


 瞬間、魔物の体が煙のように霧散し始めた。まるで幻だったかのように、黒い体が溶けて消えていく。数秒後には、魔物がいた場所には何も残っていなかった。


「え……それだけ?!」


 陽菜乃ちゃんが拍子抜けしたような声を出した。

 俺も同じ気持ちだった。前世では、あれほど苦労して、犠牲を払って戦った魔物が、たった一発の銃弾であっけなく消えてしまうとは。思わず言葉が漏れる。


「チートすぎる……」




「よし、表側に移動するぞ!」


 俺たちは廊下の反対側の部屋に移動した。窓のシャッターを開けると、離れた場所に黒い魔物がさっきより小さく見える。ここから50mくらいの距離だ。


「今度は、魔物さんにご挨拶してやろうじゃねぇか」


「え? どうやって?」


 陽菜乃ちゃんが聞くと、田村さんはニヤッと笑ってBB弾の入ったエアガンを構えた。


 パスッ、パスッ、パスッ。


 プラスチック弾が魔物の周囲に着弾する。

 魔物が振り返り、低い唸り声を上げて駆けてくる。3階の窓を見上げ、威嚇するように牙を剥き出しにし、長い尻尾を何度も地面に打ち付ける。

 しかし、ジャンプはしない。その場でグルグルと歩き回るだけだ。


「3階までの跳躍力はないようですね。シャッターの開閉音への反応は鈍かったけど、視力はこの距離でも認識できたようです」


 レオさんが言う。


「よし。2階に降りてみるか」




 田村さんの提案で、2階の食堂の窓際に来た。窓のシャッターを一部だけ開けると、ウロウロしていた魔物は俺たちを見つけて、再び唸り始めた。


「ねぇねぇ、今度は私がやってみたい~!」


 陽菜乃ちゃんが手を挙げる。


「ちょっと待て、まずは確認してからだ」


 陽菜乃ちゃんの積極性に、田村さんが苦笑している。

 窓を開けると、魔物との距離が近くなった分、臭いが漂ってくる。この建物は、1階部分の階高を高くしてあるので、地上から窓の腰まで6mくらいあるはずだ。


「ジャンプ力は常識の範囲内のようだな。よし、ここからなら安全だ。やってみろ」


 陽菜乃ちゃんが拳銃を構える。田村さんが持つと小さく見える拳銃だが、小柄な陽菜乃ちゃんには大きく見える。だが、持ち方は安定している。

 今度も微かな射撃音がして、魔物が霧のように消えていった。


「やったー!!」


 陽菜乃ちゃんが嬉しそうに声を上げる。今度もあっけなく終わった。

 俺たちは一度、会議室に戻ることにした。






「皆さん、リアルの魔物はどうでしたか?」


 俺は全員を見回して、聞いてみた。


「塩水弾が想像以上に効くな。一発で倒せるなら、魔物が集団でも対応できそうだ」


 田村さんが、明るい表情で答えた。

 だが、途中から合流していた桐島博士は、やはり納得いかないようだ。


「死体が残らないというのが、理解できません。物質化と逆の現象ですから、なんらかの同質の原理が働いているのでしょうか……」


「あの魔物って、ほんとに臭いもん。死体が消えて、めっちゃラッキーだよ~!」


 陽菜乃ちゃんは、現実的だ。


「でも、噛まれたら危険なのは変わりません。掲示板の情報でも、噛まれた人が高熱を出してるって報告がありましたよね」


 レオさんの言葉に、桐島博士も頷く。


「来週の中型魔物の出現までに、小型魔物をできるだけ減らした方がいい。ここから倒すのは安全だが、それだけじゃ知れてる。外に出るしかないだろうな」


 田村さんの提案に、全員が同意した。






 俺たちは隊列を組んで事務棟から出た。田村さんが先頭、次に陽菜乃ちゃん、そして俺、最後がレオさんという順番だ。俺たちは監視カメラの死角が少なく、魔物の位置を確認しやすい事務棟から娯楽棟周りの魔物を討伐することにした。ゴーグルに表示される魔物の位置を頼りに移動し、見つけ次第射撃する単純な作戦だ。もちろん、周囲の警戒も怠らない。


 最初の魔物は、娯楽棟へ向かう道の途中にいた。距離25メートル。木の陰から覗き込む俺たちに、魔物は気づいていない。


 魔物の異臭はマスクをしていても鼻を突く。わずかに漏れてくる腐敗したような、硫黄のような嫌な匂いだ。陽菜乃ちゃんが顔をしかめている。


 田村さんが手信号で射撃態勢を指示する。


 パン、パン、パン、パン。


 飛び出して4人が同時に発砲。4発とも命中し、魔物が消える。


「オーバーキルだったな」


 田村さんが苦笑いする。


 その後も、次々と遮蔽物を利用しつつ接近しては射撃した。危なげなく、娯楽棟への道や建物周りの魔物を討伐できた。




 一度、事務棟近くの東屋まで戻ってエナジーバーで昼食をとり、休憩した。ここの周りは電気柵で囲って安地あんちにしてあるので安心だ。除染室を使って脱ぎ着するのが面倒なので、討伐中は基本的に休憩は外になる。そのために、最近は夕食後、あちこちに電気柵を張り巡らしていた。田村さんが重機でスイスイと支柱を建て、俺とレオさんで電線を張っていく。碍子や電線用フックが付いている既製品のアルミ支柱が大量にあったので、作業はとてもスムーズだった。




 午後は討伐範囲を広げて、慎重に大型倉庫の方まで進んだ。


 最終的に、娯楽棟周辺で6体、大型倉庫周辺で8体。途中の道の周辺で30体の魔物を倒した。遮蔽物が全くない場所では、田村さんの独壇場だった。50m離れていても1発でサクサクと倒すのだ。「さすが騎士団長!」と陽菜乃ちゃんが感動していたが、同感だ。騎士が剣じゃなくて銃でいいのかは疑問だが。


 魔物たちは基本的に単独行動で、俺たちに気づくと威嚇の声を上げながら、駆けてくる。逃げる気配は全くない。だが、真っすぐに駆けてくるのだ。ジグザグに避けたりもしない。一方的な、討伐が続くだけだった。

 グロックの発砲音は、1~2kmは響くらしいが、魔物はそれにはあまり反応しなかった。だが、俺たちが少し大きな声でしゃべったりすると、ゴーグルの魔物の位置情報で、周囲の魔物が一斉に近寄ってくるのがわかった。ドローンから音声を出さないと、囮にならないかもしれない。


 結局、戦闘というより、射撃練習に近い感じだった。






 午後4時、事務棟に戻り、除染室をルール通りに使用してから装備を清拭し、シャワーを浴びてから会議室に集合した。魔物が10m以内に近づくことすらなかったが、やはり、きちんとした手順で事務棟に入ることにした。


「今日の成果を報告するぞ」


 田村さんがホワイトボードに数字を書く。


 田村:24体

 陽菜乃:18体

 レオ:2体

 神崎:2体


「レオ君と神崎君は経験のために撃ってもらったが、今後も討伐ポイントは俺と陽菜乃ちゃんに集めることでいいよな?」


 俺とレオさんは頷いた。武器や防備を固める物質化を選択してる二人が、6個目以降の物質化の種類を増やすのが最優先だ。


「それにしてもさー、マスクをしててもめっちゃ臭かったね~!」


 陽菜乃ちゃんが顔をしかめる。今日は、何度も見た顔だ。


「サンプルとして、魔物が消えた土を採取しましたが、これからは全く匂いがしないんですよね」


 レオさんが遮光ガラス瓶を取り出す。中には黒ずんだ土が入っている。


「後で分析してみますね。何か分かるかもしれませんから」


 その時、子供たちを連れた桐島博士が会議室に入ってきた。


「皆さん、お疲れさまでした。体調は問題なさそうですね。あの……実は、途中から私と子供たちは2階の窓から皆さんを見ていたのですが……」


「何かありましたか?」


「子供たちが、魔物から『キーン』って音が聞こえると言い出したんです。私には聞こえませんでしたが」


「キーン? 私も聞こえなかったけど? ヘッドセットがキャンセルしちゃったのかな」


 陽菜乃ちゃんが首を傾げる。


「しかも、莉子と悠真は『キーン』と『キュイキュイ』の二つの音があったと言っています」


「あのね、キーンってする音がしたら、耳が痛くなったの」


「僕も聞こえたよ。キュイキュイ、キュイキュイってうるさく続く音だったよ」


「それって、もしかして……」


 レオさんが何かに気づいたような表情になる。


「モスキート音では?」


「モスキート音?」


「高周波の音のことです。年齢が上がると聞こえなくなる音があるんですよ。若い人、特に子供にしか聞こえない周波数帯があります」


 コンビニで若者のタムロ避けに流すという音のことを思い出した。それなら子供たちしか聞こえないのも納得だ。


「明日にでも、測定器で測ってみましょう。何か使える情報がわかるかもしれない」


「うんうん、魔物探知機が作れるかも~!」


 レオさんが、陽菜乃ちゃんや桐島博士と測定器の相談をしている。


 子供たち二人は、「キーン」「キュイキュイ?」「キンキーン!」「キューイー!!」と、魔物語(?)でケンカを始めた。尻尾の代わりに、片足でダンダンと床を踏み鳴らしている。よく観察してるなと、俺は感心しながも、あまりの可愛らしさに笑ってしまった。




 子供たちが出て行った後、陽菜乃ちゃんが掲示板の書き込みをディスプレイに映し出した。


「まず、現地時間で2回目の0時を迎えた地域の人から、討伐ポイントのアナウンスが流れたって報告があったよ~」


 画面に各地からの投稿が次々と映し出される。



『討伐ポイントのアナウンスが頭の中に響いた。小型魔物1体につき3ポイント』(アメリカ)

『168体倒して504ポイント獲得。しかし物質化の種類は増えなかった』(イギリス)

『1000ポイント必要なのか?それとも1万ポイント?先は長いな』(南アフリカ)



「ちっ、1万だときついな......この島だけで足りるか微妙だ」


 田村さんが舌打ちする。


「次はレア情報ね~」


 新しい投稿が表示される。



『銀色で尻尾が3本のレア種を目撃。写真添付』(フランス)

『塩水銃弾3発命中させたが、逃走された』(リトアニア)

『レア種は通常種より明らかに耐性が高い』(マレーシア)



「これが、添付された写真。ブレてるけど~」


 確かに銀色に見える。尻尾はブレていて本数はわからないが、3本だとやっかいだろう。


「耐性が強いだけならいいですけど、塩が全く効かなかったらマズいですね」


 レオさんが心配そうに呟く。


 さらに多くの報告が続く。


『食塩水を吹き付けたナイフで討伐成功』(オーストラリア)

『弓矢の矢じりに塩をつけて有効』(カナダ)

『塩水弾丸以外でも塩があれば戦える』(ロシア)


 銃以外でも戦えるということは、希望が持てる情報だった。しかし、心配な報告も表示される。


『避けそこなって腕を噛まれた。塩を塗ったが黒紫色に腫れている』(ブラジル)

『患部から悪臭。高熱が続く』(スペイン)


 桐島博士の表情が険しくなる。


「どうすべきでしょうか?」


 俺は困った。前世では、噛まれた人の具体的な治療法までは知らない。高熱が出た人は1ヶ月ぐらいで死ぬとしか……。


「安全策を取るなら、腕を切り落とした方がいいかもしれません」


 桐島博士の冷静な判断に、場の空気が重くなる。


「安全策なら腕を切断、様子を見るなら覚悟を」


 俺は、自分のスマホからコメントを書き込んだ。


『ありがとう、明日まで様子を見て決断します』


 すぐに返答が付いた。

 桐島博士が立ち上がる。


「噛まれたり負傷したりしたという書き込みは、全て私に教えてください。統計を取って対処方法を少しでも探したいと思います」


「わかった! アリスに頼んで、ソートできるようにしとくね~。あ、あとこれ、このあたりは役に立つかも?」


 画面には対策に関する投稿も流れていた。



『塩水を地面に撒いても効果なし』(ニュージーランド)

『電気柵は有効。魔物が近づかない』(オランダ)

『塩水スプリンクラーを魔物が避けた』(アメリカ)

『水も電気も貴重すぎて使えない』(中国)



「モノリスの情報はまだ無いの?」


「今のところ、全然~。モノリス自体が何なのかも分からない状態」


 謎は多いが、初日としては上々の成果だった。


「明日からも、怪我しないように気をつけよう」


 田村さんから、今日のフォーメーションの反省点と、明日の変更点を告げられて解散となった。




 前世では、日本刀だけが武器だった。近接の武器だと、一体倒すのに何人もが血を流し、時には命を落とした。それが今回は、拳銃一発であっけなく倒せる。前世では裏山から降りてくる魔物を倒し続けるしか無かったが、今回は電気柵も十分にあり、建物の外でも外に安全地帯を作れる。

 俺は、前世とは全く違う戦いが始まったのだと実感していた。




【2025/8/14訂正】

『塩水スプリンクラーで魔物が溶けた』

→『塩水スプリンクラーを魔物が避けた』

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― 新着の感想 ―
 なんか塩水の有効という情報が集まりすぎてそのうちコメディ映画みたいに体中に水鉄砲を付けてランボーの真似をしながら突撃するやつが現れそうだな。
効果的な攻略方法がわかってるのは安心だな、。 だけど、今後対策された魔物とか、島独自の魔物が出てきたら怖いな。
塩水スプリンクラーでいけるなら、いちいち銃なんか使わず、農業用ドローンから塩か塩水を空中から散布したらいいんじゃね? あと、接近されたときの最終手段として、投げつけられるような塩を入れた袋を持っていた…
感想一覧
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