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飢えるBlindman  作者: DOMAN
3/4

姉帰宅

更新速度遅いなぁ(作者)

そして7年の時が経った。


「ふぁぁぁぁ……」

いやぁよく寝たなあ。と思いながら僕は着替えを……

「坊っちゃま」

「うわぁ!!」

寝起きで《《眼がボケてるから》》気づかなかった!

「もうリサさん!いきなり入って来ないでよ!」

彼女は植野梨沙うえのりさ使用人だ。

「いえ、お食事の時間なのですが坊っちゃまがまだ来ないので……というか坊っちゃまなら私の来る前兆など眼で分かるのでは?」

「起きたばっかだから調子悪いの!」

「ああ、そういう事ですか。」

そう、、、僕の眼[世界眼]はある一定の範囲内なら見ようと思えばあらゆるモノが見られる。

本当に何だって見える、例えば近くにいる虫の存在だってわかる。(よく駆除するために愛用している。)

「とりあえず坊っちゃま、もうお食事の準備は出来ているので早く召し上がってください。」

「あ、、うん!分かった!」


そうして朝ごはんを食べに行く。

「おぉ直己!遅かったなぁ。」

「ごめん父さん。」

しょんぼりする僕。

「いやいやそこまで気にする事はないぞ。」

そして声をかけられる。この人は僕たちの父さん有野剛昌ありやごうしょう。僕の憧れるかっこいいお父さん。

「もう、確かに大したことはないけど遅いわよ颯馬。」

「うぅ、ごめんよ。」

そして母さん有野佳乃ありやよしのに注意される。

「まぁ大丈夫よ。さ!ご飯にしちゃいましょ。」

「「はーい!」」

そして母はご飯と昨日の夜ご飯の余りをおかずにしたもの等をだす。ある程度食べてから僕は話を切り出す。

「今日はやっとお姉ちゃんが帰ってくるんだよね!」

「うん!そうだ!いやぁどれくらい大きくなったんだろうなぁ」

「楽しみねぇ。」


そう、今姉は国立の異能教育機関(通称「異能学園」)「覇国学園」にて寮生活をしている。何故そんなことをしているのかというと僕達有野家を含め

56個ある、昔に異能が出現してから犯罪の多発などが起きた混沌とした世の中を平和にした人間達の子孫である「《《五十六家》》」には次の世代による犯罪や何らかの非常事態の備えのため、僕たちは異能教育を少なくとも3年学ばなければいけない。


今お姉ちゃんは高校1年生で中学1年生から異能を学び始めたそうだ。お姉ちゃんはもう3年学んでいるのだが将来希望の役職に就くためにさらに長く異能教育を受けようとしている。(警察官とかかな?)




そし今て僕は夕方にお姉ちゃんが帰ってくるまで異能の勉強をしている。何故小学5年生の僕が中一から異能教育を受けないのかというとお父さん曰く「やはり異能については早めに知識を得た方が良い。」だそう。


そうして夕方まで異能の勉強をしたりゲームをしたりしているとピンポンが鳴る。僕はすぐさま駆けだし玄関に到着。

「お姉ちゃんおかえりー!」

「ただいまーなおちゃぁーん!」

「大きくなったね!なおちゃん!」

「そうかな?えへへ……」

姉弟の感動の再会である。


今日の夜ご飯はお姉ちゃんが帰ってきたからかかなりのご馳走だった。

もう♡羨ましい。

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