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霊山の狐

作者:平原海牛

 時は乱世が終わるころ。北国の小国、暮日崎ではある義賊が名を馳せていた。
 名を〝霊山の狐〟。金色の髪に狐の耳と尻尾をくっつけた妙な扮装ながら、目の覚めるような美貌を誇るその者は、城の兵士を容易く薙ぎ伏せて次々と犯行に及んだ。
 対策隊副隊長を務める青年、石蕗桐悟は賊の根城と思しき銀麗山への山狩りに加わるも、崖から滑落して遭難してしまう。
 それを助けたのは、銀麗山に住む少女だった。
「……おまえ、何者だ?」
 しかし桐悟は少女が只者でないと気づいてしまう。彼がそう訊ねたとき、少女のまわりに光が跳ねた。
「名前は陽雨。よろしく」
 現れたのは件の義賊。金の瞳と金の髪、狐の耳と尻尾を備えた彼女に桐悟は仰天するが、敵意がないことをどうにか示し、なんとか一命を取り留める。
 そこで桐悟は、数々の驚きに見舞われた。
 陽雨には月緒という名の妹がいること。
 そしてなにより、陽雨と月緒は超常を司る存在――〝天威〟であるということ。

 狐の姉妹とそれに行き逢った兵士にまつわる、純和風ファンタジー。

       ◇◆◇

 完結済み。
 文量は文庫本一冊分(300ページ)ほどです。
 楽しんでいただけましたら幸いです。
 
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