【完結記念】お疲れ様バトン
設定・・・「涙の魔法」完結後
3人で完結をお祝いしましょう。今回はバトンというより、お題に沿ったトーク形式でお楽しみください。
※メタ発言満載です。小説の3人からイメージを切り離してご覧いただくことをお薦めします。
菜々「なんやかんやでもう終わっちゃいましたか、本編の方は」
豊島「清々しいまでのメタ発言だな」
茂松「メタいついでにお前ら実際に爆発しといてくんね?」
菜「どーんっ」
茂「うわー、にくったらしー」
豊「ようやく俺だけいじられ役の立場から、ぼっちのシゲに立場を明け渡す日が来るとは」
茂「ぼっち言うなリア充」
豊「僻み乙」
菜「何言ってるんですか。正式に付き合うことになったとはいえ、豊島さんいじりの手を緩めたりなんかしませんよ」
豊「それなんて処刑宣告」
茂「ざまーみろヘタレ彼氏」
――そんなわけで、今回もバトンにお答えください。
1)「涙の魔法 -彼女の終わりと恋の歌-」完結まで、本当にお疲れ様でした。それぞれ、本編の感想をどうぞ。
菜「色々ありすぎて、とにかく疲れましたね」
豊「同じく。散々悩まされるわ、やたら無茶させられるわ、体力的精神的にきつかった」
茂「全力疾走したり、なっちゃんの飛び降りキャッチしたり、終盤は相当体張ってたもんな裕太は」
菜「恋愛ドラマの主人公ぶり、満喫してましたね」
豊「満喫してないし、できることならしたくなかったっつの」
茂「てかさ、なっちゃんと裕太、正式にはどっちが主人公なの?」
菜「……豊島さん、ですよね?」
豊「え?菜々ちゃんだろ?」
茂「どっちがメインなのか把握してなかったんかい」
豊「シゲはいいよな。ほどよく本筋に関わることなく、重要キャラ扱いでたまに活躍見せるし」
茂「おいしいとこだけ持ってくキャラみたいな言い方すんなし」
菜「意外にも情に厚い一面を見せるカナちゃんさん、すっごくかっこよかったなー。惚れ直しちゃいましたよ」
茂「そういうこと言っていいの?裕太の前で」
豊「それ系の発言をわざと言って、俺がどんな反応するか期待してんだろ」
茂「なるほど。なっちゃんのいじりパターンが新たに追加されたわけだ」
菜「容赦しませんからね、あたしは」
豊「へいへい…」
2)本編の裏話とか、ここでしか話せないこととかあります?
菜「さあ、はっきりさせちゃいましょうかカナちゃんさん」
茂「結局なっちゃんのこと好きだったかどうかについてなら、黙秘権を行使すっからな」
菜「ぶーっ!」
豊「はっきりさせても仕方ないだろ。好きじゃなかったんなら菜々ちゃんががっかりするだけだし、好きだったんならシゲが惨めになるだけだし」
茂「どのみち揺るぎねー立場を確立した奴はいいよな、真相がどうだろうと余裕ぶっこいてられるし」
豊「どのみちはっきりさせられると俺が気まずくなるから嫌なんだ」
3)筆者の実体験であることがウリの本作ですが、実在するモデルの方々と自分たちを比較して、どう思われますか?
豊「菜々ちゃんは筆者なんだろ?」
菜「あんまり認めたくないんですけど、そうなんですよねえ」
茂「美化しすぎだよな。外見やら性格やら諸々の設定が」
豊「でも聞くところによると、唯一実物と比較して部分的に劣化させた設定があるとか…」
菜「その話だけは触れないでください」
茂「一部だけスケールダウンしたっていうアレな」
菜「解せぬ!」
茂「恨むならロリコン設定強調させられた裕太を恨め」
菜「豊島さんやカナちゃんさんだって、実物より相当美化されてるじゃないですか」
豊「シゲなんかは外見だけ実物の影響受けただけで、設定はほぼ完全オリジナルらしいからな」
茂「その外見設定も本編じゃろくに触れてねーし、もはやオリキャラ扱いなんだとよ」
菜「たまーに思い出したように眼鏡設定だけ出てきましたよね」
豊「謎のこだわりだよな」
茂「裕太は本編じゃ割と優等生キャラというか堅物寄りだけど、実物は違うんだろ?」
豊「色んなとこで筆者が『スロカス』呼ばわりして散々な扱いで、俺のことじゃないとわかってても時々俺がけなされてるような錯覚に陥って、軽くへこんだわ」
菜「大丈夫です。実物より断然かっこいいですから」
茂「特に異論なし」
豊「実物に対して失礼すぎないか」
茂「だってそういうぞんざいな扱いでオッケーぽいし」
菜「そんなこと気にしてたら、野田の美化っぷりなんか桁違いじゃないですか」
茂「あー…」
豊「反映されてるのは身勝手ぶりくらいで、他はまるで別人レベルだからな…」
菜「実物は誰からも共感してもらえそうになくて、登場させるにあたって必死で脚色しまくらないといけないくらい、ただのクズでしたからね」
豊「筆者の代理だからって悪態ぶりが容赦ねーな」
茂「てか、筆者にしかわかんねーこんな裏事情なんか、誰得だよ」
4)もし続編の制作が決定したら、どんなお話がいいですか?
菜「そりゃあもうカナちゃんさんにも春を!」
豊「え、これまで通りの付き合いを続けながらも、内心ではリア充を密かに妬んでるぼっちってスタンスでいくんじゃねーのかシゲは」
茂「てめえが普段どれだけ内心で俺を見下してたか、よーくわかったわ」
菜「えー。彼女探ししてあげましょうよー。今回はあたしと豊島さんがゴールしたから、続編はカナちゃんさんが主人公になって素敵な彼女さんとゴールするんです」
茂「もうゴールしてもいいのかねえ…」
豊「そのネタ引用するとただの死亡フラグだぞ」
茂「てか主人公交代とか勘弁してくれって。それで成功したアニメなんかあった試しねーだろ」
豊「かなり偏見のある経験則だが、その点は俺も同意」
菜「成功しますって絶対。で、4人で遊ぶようになりました、2組ともこれからもお幸せに、で大団円じゃないですか」
茂「……悪い。少っしも成功しそうな気がしねーわ」
菜「うなー!」
5)今後投稿していく外伝でどんなお話を書いたらいいと思いますか?
豊「暗にネタ催促したいだけか」
茂「自キャラに会話させたいだけの自演乙」
菜「そうだなあ。絶対に外せないのは、あたしと豊島さんのデートネタですね」
豊「んなっ!」
茂「攻めるねえ」
菜「カラオケは3人の時に充分楽しんでるから、お買い物したり映画観に行ったり、お互いの家で遊んだりとか」
豊「アニメショップとアニメ映画と二人でゲームするだけならなんとかいける」
茂「ヘタレすぎんだろ」
菜「まあ内容が面白くなりそうならそれで構いませんけど、お二人は何かやりたいことないですか?」
茂「3人でケイナ様のライブ参戦!」
豊「何と戦う気だ」
菜「チケットの争奪戦からですかね」
茂「アリだと思わね?初めてケイナ様のライブに来てテンション上がりまくりのなっちゃんに、俺と裕太がライブ鑑賞のノウハウを伝授するとかさ」
菜「面白そうかもー!」
豊「文字媒体で伝わるもんかね、ライブなんて」
茂「そういう裕太は何かねーのかよ」
豊「体力勝負する必要のない内容なら、贅沢は言わない」
茂「あー。本編も外伝もなんだかんだ体張らされてるもんな」
菜「おもにあたしが原因ですよね」
豊「少しは反省していただけないでしょうか」
菜「はーいっ、反省してまーっす」
豊「いつか俺の苦労が報われる話が投稿されますように…」
6)ちなみに確定している投稿予定の外伝ネタはこちらです。
・本編のその後
・豊島と菜々のデート
・豊島と茂松の出会い
・茂松のオタ部屋にて
・ノクターン系
豊「げ。デートネタ確定してん…」
菜「にゃーっ!!」
茂「だー!いきなり馬鹿でけー奇声あげんじゃねっつ…」
菜「豊島さんとカナちゃんさんの出会い!過去話!超気になるー!」
豊「出会いだあ?20年も昔の専門学校時代の話なんか、ネタになりそうなことあったか?」
茂「20年つったら、これまでの人生の半分以上昔だぞ。忘れたわ」
菜「あたしが小学校入ったばかりくらいの頃ですからね」
豊「やめて」
茂「つーか俺のオタ部屋がネタにされてるってどういうことだよ」
菜「カナちゃんさん家で遊ぶお話ですかね?」
豊「いかにもなろう系な異世界ファンタジーにとうとう手を出すわけか。しかも俺らを使って」
茂「人ん家を異世界扱いすんじゃねーし」
菜「う?このノクターン系って何ですか?」
豊「音楽関係の用語じゃなかったっけ、ノクターンって。カラオケ絡みのネタとか?」
茂「優等生らしい盛大な勘違いをしている裕太にだけ特別、この『小説家になろう』のサイト案内ページを見せてやろう」
菜「あたしも見たいー」
茂「駄目。なっちゃんに見せていいかどうかは、保護者の裕太に判断を任せる」
菜「えー。なんて書いてあります?豊島さん」
豊「…………」
茂「把握?」
豊「ちょっと筆者の息の根止めてくる」
菜「へあ!?」
茂「面白そ。助太刀するわ」
菜「うぇ、あの、結局ノクターンってどういう…」
豊「知らなくてよろしい!」
菜「えーっ!」
7)まだシリーズ続けたいので命だけはご勘弁を。もしもなんて言いましたが、続編の制作は決定しておりますので許してください。
菜「どんな風に息の根止めに行ったんですか?」
豊「頭引っ掴んでひたすら無言で上から睨み殺そうとした」
茂「したらガクブルしながら今の台詞吐いてった」
菜「自キャラ大好きな筆者にそれやってもただのご褒美にしかなりませんよ。生粋のドMなんですから」
茂「命乞いじゃなくて感謝だったか」
豊「つーか続編決まってんのか」
菜「楽しみですねえ。次はどんなお話になるのかなー」
茂「今回みてーなクソ真面目で重すぎる話にならねーといいけど。マジで俺に主役交代するんならなおさら」
菜「重すぎる系担当だったあたしを幸せにするって約束してくれた、豊島さんの力量次第でしょうね」
豊「責任が重すぎます…」
茂「せいぜい頑張れ童貞脳彼氏」
菜「ファイトですヘタレ彼氏!」
豊「てめえら微塵も応援する気ねーだろ!」
物語が一段落付いて、当事者達に感想を語ってもらうという今回の形式。いわゆる有名な「俺君」系のSS、地味に好きなんです。とはいえ筆者を絡ませるという展開はあまり好まないのですが、最後だけ間接的に出させていただきました。長身設定の豊島茂松に、視線で人殺せるレベルの目つきで睨み下ろされたい。こんなドM筆者ですが、今後公開する外伝と続編も何とぞお付き合いいただけたら幸いです。




