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Dark Child  作者: 潮風詩央
8/81

次世界終末時計 様へ

悲しみ色の 夢世界では

無限の小人たちが

いくつもの 迷いが からまって できた

巨大な -紐- の集合体を

解きほぐそうとしたり

あるいは

動力室で 永遠に 凍てついたはずの

冷たい -時- の歯車を

なぜか 懸命に 押そうとしたり

しているけれど

それらの行動は やがて

全て 一つの思惑と結びつき

完全な意識の力となって

小人たちは

ある特定の 物体/生物に 形作っていく

起動条件を満たした

-僕-は

(あぁ そうだ 確か 人間だ)

覚醒した


カーテンを開けると

眩しすぎるほどの光 朝 空

頬笑み色の 理想世界

新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで

僕は言った


「新年、明けましておめでとうございます!」






色々と(笑) 新年が明けたら来年になるよ♪笑

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