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空を泳ぐ砂
生まれた意味も 本当は
生きる理由も ない
外なる宇宙は
ファンタジーという幻想
内なる宇宙は
ポエトリーという空想
僕も世界も
心も身体も
dorodoroに溶けて
全てが一つに
混ざり合いさえすれば
ただ虚無に漂って
何も
考えずに済むのに
空を泳ぐ砂
になりたい
なんか文学っぽく頑張ってみました‼
生きる理由も意味も、決めるのは自分自身なのかなと。もちろん生物的な人間としての生はありますが、生きるというよりは活きる? よりよく活きる、幅広く生き方を選べるのがヒトなのかなと思います。
得意(笑)の夢・自由・愛を生活に置き換えると、学校(仕事)・趣味・恋愛(結婚)になります。子供と大人では違ったり、それぞれ本気で取り組めば「勉強」、息抜き程度なら「娯楽」ですね。前に詩集『書き下ろ詩』でも触れましたが"欲"が全てだと感じています。欲求が力になり、それがプラスかマイナスに働くかで自分の人生に影響していく。
張りつめて疲れた心を癒したい時には、そっと魂と抜け出して、文学や詩歌の世界を旅するのも素敵ですね。さあ、この詩集の旅の終わりも見えてきましたよ!