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世界詩
気付いちゃったんだ
世界は物語
僕達は登場人物
人間というキャラクター
一人ひとりが
主役であり脇役
作者の駒ではなく
定められた決まりの中で
成功して強くなったり
失敗から学んだりする
だから
現実から逃げる必要はないし
現実に向き合うのを恐れる
必要もないんだ
ひたすらにがむしゃらに
精一杯力一杯
自分というキャラクターを
人生というストーリーを
演じ描いていけばいいんだ
気付いちゃったんだ
世界は一冊の本
空白(一文字・一行空け)を使わないで、ひたすら改行し続ける戦法を「巻物形式」と勝手に呼んでいます。
間がないので、詩をジェットコースターのように読ませることができます。言葉の洪水。一行の音数で、リズムを調整したりも可能です。
風情を出しにくい分、とっつきやすさは増すかと思います。よかったら、感想等お聞かせ下さい。
m(_ _)m