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光ぼっち / 悪意のペン
「光ぼっち」
夢から覚めた それも夢
光射さない この場所で
砕け散った翼と想い
自由へ届かない
見上げれば いつもあった 空
今もあるはずだけど
輝いてた 時代は消えて
幼い心は 疑問にとりつかれ
宇宙と命に 背を向けて
見えない巨大な手に
ひきずりこまれ
太陽が遠くなる
「悪意のペン」
黒く塗り潰した 思い出
何もかも 嫌なことは全て
ぐちゃぐちゃに ぐちゃぐちゃに
悪意のペンで ぐちゃぐちゃに
白い部分が 黒くなったら
忘れた記憶 黒い心に
わからない わからない
もう何にも 思い出せない
光と闇のポエム。