Dear Tear
もう思い出せないけど
あの日 いつか 見た夢 に 出てきた 幼い少女
どこかに この世界にいるのだろうか?
世界の悲しみを全部背負った少女
どうしてみんな愛を求めないの?
この世界を本当に見ることのできる人は数少ない
感じ取って愛が足りない悲しみでいっぱい…って気付いて
「世界が泣かないから代わりに私が泣くの…」
振り返ると涙の跡なんてなかった 自分の分まで…泣いてくれる
清らかな空に涙する
流れる雪に涙する
溢れる悲しみ受け止める
泣いて泣いて泣いて泣いて涙姫
のボクは一部
あの日の景色は 夢だったのかもしれない
〈少女はいつも見ている 究極の景色〉
でも 夢でないかもしれない
気が付くと 今ここにいた
やはり夢なのかもしれない
でも――
平和を願っていたけれど 望んではいなかった?
ただ世界の痛みに気付いてほしかった…
「こんなにも悲しんでいるのに…」
少女の愛したたった一つの世界
少女の見ている景色
涙
愛溢れる素敵な世界
これは……すいません。
ほぼ下書きの段階の詩だったので、まとまりがなく、伝わりにくいです……。
タイトルと「泣いて泣いて泣いて泣いて涙姫 / のボクは一部」は勝手に付け足しました。
涙姫は、世界の悲しみを全部背負っていて、枯れることなく涙が溢れてきます。片方の目からこぼれたそれは、空中で真っ青なサファイアに変わります。もう片方の目は喜びの涙で、真っ赤なルビーになるのですが、笑ったことのない涙姫はこの事には気付いていません。噂を聞きつけた世界一の大泥棒が涙姫と出会い――みたいな童話を、いつか書いてみたいですw いつかっていつだよww