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月明かりの詩
太陽と共に 沈んでいく
僕の心 むしばまれ
もう空を飛べない
翼はもがれ でも走る
砂浜の名は "想い出の海岸" ……気が付けば
全て忘れ 夜に溶けて
いなくなりそうで
例え どんなに深い
悲しみの海に溺れ
息ができないとしても
例え どんなに暗い
絶望の闇の底で 惑い
立ち直れないとしても
月明かりがほら 浮かんでいく
僕の体 はいあがれ
星空に届け
全力でもがけ ただ走る
もう一つの名は "□□□□□・□□□□□" ……怖いけど
一度死んで 生まれ変われ
眠りから醒めろ
例え どんなに辛い
苦しみの波に呑まれ
生きていけないとしても
例え どんなに酷い
希望もない悪夢の底で 迷い
立ち上がれないとしても
例え どんなに深い
傷を負い こらえきれず
泣いてしまったとしても
――それは
「多分 こんなに強い
輝きの月光だから 眩しい
涙溢れていいんだ」
一部自粛しました。
希望←ユメ→悪夢
死ぬ気で泣いてリセット&リスタート