殺意
影より暗い夜道を
大股で歩いていく
ポケットにしのばせたナイフは
鋭く尖った感情
警察官とすれ違った
何も言われなかった
やれるもんならやってみろ
思想は罪か
影より暗い夜道を
大股で歩いていく
救うことができないのは
この世界と自分自身
怖い詩ですね。
ただ別に犯罪者を書いているわけではないですよ。ナイフもあくまで、尖った感情の比喩ですので。別に不良じゃなくたって、今この現状に対して、突っ張って生きている人はたくさんいると思います。理想と現実のギャップを埋められないもどかしさ、やるせなさ。特定の人々ではなくて、誰もが抱えているジレンマです。
生きている以上は過ちを犯す可能性があり、どんなに懸命に頑張ったとしても人間は失敗することもありえます。宗教チックに言うなら、人は生きている限り、罪を犯す生き物です。(少し違う??)ですが、生きている限り、罪を償うこともできるハズです。というか、生きることでしかできない気がします。仮に楽園とかを信じるとしても、逝ってからじゃ遅くないですか? そうなったら、この世界を直接変えるチャンスはなくなってしまう。なので大事なのは、過ちは正せること、自分の力で正そうとすること、悪いことだけでなく良いことも行えるのが人間だと気付くこと、ではないでしょうか。。。
「あ~最近良いことねーなー。つまんねー世の中ぶっ壊したいな~」みたいな愚痴のポエムを書くような潮風のマネは、くれぐれもしてはいけませんよ!
(最後余計wwwww)




