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Dark Child  作者: 潮風詩央
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"たった一つの世界でたった一つの存在"

アパルトヘイトの人種差別から二十年たった今でも

人々の意識は変わらない

いかに正義をうたおうとも 全ての心は弱い心

いかに生にしがみつくか 強者じゃくしゃ弱者じゃくしゃを攻撃する

心をきたえる術など存在しない 天国も地獄も存在しない

自らのことだけを考えながら 同時に平和も望んでいる

シャングリラの実現どころか 世界滅亡に力を貸している

みんな仲間なのに 気付けないから築けない

「なんで生きてるの?」 と聞かれても

「死にたくないから」 の一点張り 死ぬ時まで……。







社会風詩。

潮風の持論ですが、正義には"範囲"があると思います。最も狭いのは「自分」でしょうか。いわゆる自己中心的な人で、他人に被害が及んでも自分の利益を優先する。そこから「家族」「友達」「学校」……「国」「地球」「宇宙」と広がっていく。人間として"社会"をどう捉えているか。さすがに宇宙の平和まで考えている人は、なかなかいないでしょうが。。。

全体的ではなく部分的な"範囲"もあります。当然「地球」は大切なので、些細なことでも何かしたい。ゴミ拾いや、落書きの除去。それを例えば家の近所のみで行う。一定の空間内では色々な正義を採用する、といった考え方。


とすると、社会の輪を乱す行為が悪、社会の輪を繋ぐ行為が善、となります。それと何もしない人。利益がマイナス、プラス、ゼロの人ですね。

この世界の一員としては、この世界のことを考えた方がいいとは思います。ある意味、次の世代へ繋げるのが責務ですよね。このタイトルの通りで、さらには書き下ろ詩に載せた「a 命」でも書きましたが、世界は一つだけなので今・ここが全てであり大事なのでは。

何もしないで滅亡を待つだけなのか、永遠を望んで結局何もしないのか。絶望に歪んで世界を破壊したいのか、自分の思うように征服したいのか。どれも正義とは反しますね。平和を望むのが正義で、正義を行う人が負けそうな時、くじけそうな時に力を貸す者こそが「正義の味方」ではないでしょうか。強さ・優しさが正義のベクトルではないでしょうか……! ヒーロー。


(生まれながらに、人の心は善か悪か決まってしまうのでしょうか? 性質は多少はあるのかもしれませんが、幼い頃の境遇、環境が大きいと思います。大人になったら、自分の頭で考えながら正しい行いとは何か? どう生きるべきか? もう一度考えるのも大事ですね、、、。時間はかかるかもしれませんが、人間は変われる、変わっていく生き物ですから。)


全ての人が、自分のことだけを考えずに、手の届く範囲だけでいい、みんなと協力して正しい振る舞いをすれば、理論上は世界は平和になると信じています。みんなが幸せに、、、難しいに決まってますが、やる前から諦めてたら戦争はなくなりませんよね……。募金と同じで、少しでいい、少しの優しさだけでも、それが集まれば大きな温もりにきっとなるのでは……………………?


長文読んでいただき、ありがとうございます。

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