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〈心の部屋〉
「もしも 心の部屋があるとするなら
きっと狭くて暗いのがあたしの部屋
息もできないくらい苦しくて
どうしようもないくらい恐ろしくて
膝に顔をうずめて ひとりぼっちで
永遠に泣き続けているあたしの魂
出して出してと壁をたたくと 鼓動となり
悲しみであふれる涙が 血液となる
ただ痛みによってだけ この世界に存在できる
無数に刻まれる消えない傷で あたしはできている
強くにぎりしめた胸から響いてくる
声にならない拷問の悲鳴を浴びて あたしは
生きていることを知る。」
久々に暗いですね。暗いだけで、救いのない詩はボツにすることが多いのですが、、、。もしくはツイッターに投稿するか(笑) ですが、ダークゆえの美しさも感じられるのかな? と。何か"力強さ"もあるような。生きている美しさと力強さ。