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27.文字を鑑定してみた

翌朝、ネルと別れ町から出て森の我が家へ帰る。


そして、錬金術師のマック君がくれた本を取り出す。


それをパラパラとめくるが……読めない。


文字も鑑定できればいいのになー。


――――――――――――――――――――――――

鑑定結果

名前:異世界言語

説明:広く使用されている言語で、

地域によってなまりがある。

――――――――――――――――――――――――


お、鑑定結果が出てきた。

だが、俺が知りたいのは文字一つ一つについてだ。


――――――――――――――――――――――――

鑑定結果

名前:異世界文字

説明:『う』と読む

――――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――――

鑑定結果

名前:異世界文字

説明:『にゃ』と読む

――――――――――――――――――――――――


何だと! 文字一つ一つが鑑定出来るだと?!


俺は今まで文字は鑑定出来ないものだと思い込んでいたが、これなら、独学で文字が覚えられるぞ。


その後、どうやら単語も鑑定することが出来るらしく、俺はそれを一つ一つ木の板にメモしていた。



◇ ◇ ◇ ◇



この異世界言語、文字の種類はアルファベットに相当するものが20種類、数字に相当するものが11種類あるらしい。


マック君が渡してくれたこの本は『錬金術師ニコラスの栄光』というタイトルの小説っぽい。


本はかなりボロボロだ。

おそらくマック君のお気に入りの本だったのだろう。


俺はありがたく教本として使わせてもらうことにした。


ネルが読んでくれた本の知識と合わせれば、日常会話くらいは出来るレベルになるだろう。


問題は、俺が猫語しか喋れないことだが。


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