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248.マッドサイエンティストにゃんこ


ここは雑貨屋の2F、研究所。


俺とコーディの2人で、ネズミもどきを用いた実験をしていた。


ネズミもどきは、森で増やした、大きさがマウスくらいの奴を使っている。

小さい角が生えていたり、歯が鋭かったりするが気にしない。

ガラス瓶の中に、ネズミもどきを詰める。



「チュウ!(やめて! 私に乱暴する気でしょう?)」



今日はエーテル麻酔の実験だ。

どのくらいの麻酔量でネズミもどきが寝るか、死ぬかを見る。


そのうちこの世界でも麻酔は開発されるはずだから、しっかり実験データを残しておかねば。


ガラス瓶にネズミもどきを突っ込み、ジエチルエーテルを流し込み、蓋をする。

エーテルは気体となり、しばらくするとネズミもどきの動きがなくなる。


やがて、ネズミもどき達が寝る。


死んだかどうかは鑑定をすれば分かる。

ふむ、HPはエーテルを増やしたネズミもどきほど減っているな。

貴重なデータが取れたぜ。


注射器が無いから簡単なスポイトを用いているが、そのうち注射器も作らないと駄目だよなぁ。



「……ところで」



うん?



「……食べる? この子たち」


タイプで『死んだ奴は、じっくり煮込んで、スープは捨てて食べるぞ』と打つ。


「ヒェッ」



何を怖がっているんだ。

猫がネズミを食って何が悪い。


実験結果。

生前に行ったマウスのデータとほとんど変わらなかった。


よしよし。

次はもう少し大きな魔獣を使って実験だ。


その実験が順調に進めば、別の麻酔薬での実験を開始する予定だ。


いやー、異世界は良いな。

動物実験のための面倒な手続きが一切要らない。

思い立ったら即日実験が出来る。


ま、その代わり衛生環境は最悪だがな。



「チュウ!(ハッ?! ここは……イヤァァアアアア?!)」



ネズミもどき君、俺を見て失禁するのはやめたまえ。



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