表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
248/630

246.モフ練 その2


ここは猫の集会所。


アウレネは幹部猫の顔を触っていた。



「ここはどうです~?」


「なーん(悪くない)」



次に背中を触る。



「なおー(もう少し下)」


タイプライターで『もう少し下、だそうだ』と打つ。


「……にゃんこさん、これ本当にモフモフの練習になるのでしょうか~?」



何を言っているんだ。


猫に直接、撫でた時の感想を聞く。

これ以上のモフ訓練があるだろうか、いや無い!(反語)



「なん!(そこはやめてくれぃ!)」



カプリ。

モフる場所が悪い場合、幹部猫がアウレネを甘噛みする。



「む~、難しいです~」



5分後。



「なー!(もういいってば!)」



カプリ。



「ええっ?! さっきはOKな場所だったですよ~!」


『もういいってよ』と打つ。



しつこくモフられると気持ち良いを通り越してイライラするのだ。

もちろん猫によってイライラするまでの時間は違うし、猫によってはずっとモフモフしてもOKな子も居る。



『よし、交代だ。次は俺を相手にモフれ』と打つ。


「わ~い」



アウレネは腹を触ろうとする。



「ふしゃー!(腹はやめろって言ってるだろ!)」


「お腹、触らせて欲しいです~……」


『軽く触るくらいなら我慢してやらないでもないが、そこを延々とモフられるとウザいぞ』と打つ。


「しゅ~ん……」



◇ ◇ ◇ ◇



1時間ほど、アウレネは俺と幹部猫相手にモフ練を続けた。

頭、首周り、しっぽの手前の一部が気持ちいいのだ。

ちなみに背中は微妙だ。


さすがにこれだけ練習すれば彼女も要領が分かったようで、他の野良猫相手にもモフって成果を見せてくれた。

モフられている猫は、俺の渡したキラーボアの肉をモグモグ食べている。



「は~、幸せです~」


「みゃー(わーい! 美味しーい!)」



猫もアウレネも笑顔。

良いことだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ