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231.愛されたくて その3


――――――――――――――――――――――――

【エディット転生】……転生者の転生の方向性をあらかじめ指定することが出来る機能である。

称号に相性の良いスキルの追加、種族変更、能力指定、時間軸指定などを行うことが出来る。

カスタム設定で細かい指定も可能。ただし指定をするほどポイントを消費する。

――――――――――――――――――――――――


【エディット転生】により、タブレット画面が空中に現れる。

ハーディス様が行っていたような感じで操作すればいいんだろうな。

エンター連打に注意しなきゃ。



「転生の希望ですか。

本当に小説化にニャろうみたいな感じですね。

では……」



言語に不自由しないように、最初から異世界の言語が分かるようにしてほしい?

ふむふむ、15Pだな。


スキルが欲しい?

【スキル付与】で【鑑定Lv10】【四次元空間Lv3】【経験値10倍】【習得Lv10】を付与した。

【四次元空間】のレベルが低いのは、付与に失敗したからだ。


ちなみに、死んだ瞬間にスキルはハーディス様に全部没収されるらしい。


ん? 攻撃スキルが欲しい?

カスタム設定で、攻撃スキル追加、と記入。

スキルを覚えやすいように、【習得】のレベル上げと記入。

ここまで335P。



「あとは……幸せな家族に囲まれて生まれ変わりたいです」


『ん? 生まれ変わりたいのか?

そのままの姿で送ることも出来るぞ。

ちょっと強い竜や鳥なんかにも出来るみたいだし』と書く。


「赤ん坊からやり直したいです。

母親のぬくもりというものを一度でも味わいたい、愛されたい。

私はわがままでしょうか?」


『いや? いいんじゃないか。任せとけ』と書く。



カスタム設定で、赤ん坊から転生希望。

幸せな家庭希望っと。ここまで420P



「最後に、出来れば、生前の記憶は、知識以外は無くしてください」



通常は、転生時に記憶は全部飛ぶ。

しかし【記憶保持】を使えば、都合の良い記憶を保持したまま転生出来る。

とはいえ……



『いいのか?』と書く。


「どうせ役に立たない忌々しい記憶です」



【記憶保持】で、言われた通りの操作を行う。



『他に何かあるか?』と書く。


「いえ」



よし。エンターっと。


――――――――――――――――――――――――

【エディット転生】使用 596P→176P

――――――――――――――――――――――――


紅葉の体が光の粒になる。


「そういえば、猫さんは何者なのですか?」


『ハーディス様の部下かなぁ?

いや、魔王か。違う神か。

えーと、俺の立ち位置って何だろうな?』と書く。



顔を上げると、既に紅葉の体は消えていた。


行ったか。


どこの世界、どこの時代、どこの家庭に生まれ変わるのかは知らないが。

元気でな。


液晶テレビを付けて見てみたが、紅葉の墓には、クラスメイトや元使用人が毎週墓参りに来ていた。

何だ、生前の彼女は愛されていたじゃないか。

良かった良かった。


俺は神スペースを解除した。

少しは神様っぽく出来ただろうか。



◇ ◇ ◇ ◇



・???視点(今から3年前にて)



「わーい、赤ちゃんだー」



誰だろう、私の頬を触ってくる。

私は反射で指を吸いつく。



「ネルちゃんはお姉さんになったのよ。

この子をちゃーんと守ってあげてね」


「うん!」



なるほど、私はこのネルちゃんの妹として産まれたというわけだ。


しかし、生前の名前が思い出せない。

私は何者だったのだろうか。


ハーディス様の部下とやらに転生させてもらったのだけど、どんな神様だったっけ。


ま、いっか。

異世界生活をエンジョイしよう。

好き勝手するぞーっ。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 時系列が無茶苦茶に感じる、副題でも良いから何か書いて下さい。 今の印象では思い付いたから書いたとしか思えないので。 それにこの回を時系列で繋いで読むとちょっと苦しい書き方だと思う。
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