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127.魔女の毒りんご


ナンシーさんが起きる前にヨツバを宿に送り届け、俺は森に帰る。


翌日、森を出て宿に来た。

ん? 宿の傍に、マック君に気がある兵士君が立っているぞ?

何しに来たんだろうか。

マック君にアタックするのだろうか?



「あのー」


「ああ、宿の店主さん。

自分のことはお気になさらず。自分はニコ様の護衛なので」


「そんな所に兵士さんが立たれると客が逃げるので、護衛するなら中に入ってもらえます?」


「……すみません」



青年兵士君が宿に入る。

ついでに俺も入る。


兵士君はマック君の部屋前で立ち止まりそこを見張ることにしたみたいだ。

マック君は最近本をタイプライターで書いているらしく、たまに昼まで寝てることがあるらしい。

無理に起こす必要はなさそうだ。


俺は管理人室に入る。ヨツバは寝ている。

ネルはヨツバのほっぺをツンツンしてる。



「猫さんおはよー。ヨツバ起きてー」


『突かず、寝かせてやれ』と書く。



ヨツバは深夜俺と出かけたから、眠いはずだ。

俺? 眠いが我慢出来ないほどじゃない。



「仕方ないなぁ。それじゃ猫さん遊ぼう!」



俺とネルはなんちゃって劇をすることにした。

俺は悪い魔女役、ネルはお姫様役。



『ひっひっひ。お姫様が食べたのは毒りんご。

そうら、眠くなったろう?

王子様がキスしない限り、そのまま永遠に眠り続けるのさ』と書く。


「あー、何だか眠くなりましたわー」



ネルは布団にもぐり、目を瞑る。


……。


……いつもなら王子役をマック君が引き受けるのだが、今日は居ない。



「すぅ、すぅ」



ネルは本当に眠ってしまった。


せっかくだから俺も寝るとしよう。


俺達は昼飯の時間まで眠っていた。



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