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十一月の蚊

作者: 爪折次五郎

 男はスーパーの惣菜部の課長だった。

 店はもうすぐ閉店で、惣菜部に残るのはこの男一人だけである。


 惣菜コーナーのバックヤード、売り場の客からは死角となる、小さな三畳ほどの事務部屋。そこで、彼はくたびれた顔で企画書を作成していた。


 年末が近づくと、スーパーは年末年始の準備に忙しくなる。惣菜部でも同じことで、今はまだ十一月だが、クリスマスのチキンや大晦日のオードブルなどの企画準備を、今から始めなければならない。


 なにしろ、十二月は一年で最も売上の見込める月なのだ。特に、男がこの店に赴任してきた去年の年末商戦では、ここ十年で最低の売上を出してしまうという失態をしてしまっている。だから、なんとしても今年の年末商戦は失敗出来ないのだ。


(体が保つかな)


 男は缶コーヒーを一口飲んで、椅子にもたれた。


 十一月は体力を温存しておかなければならない。十二月になると、年末に対しての本格準備で睡眠時間は確実に減る。特に二四日、二五日、三十日、三十一日は、睡眠時間が二時間も取れない。一般の家庭が、クリスマスやら、大晦日でうきうきしている間に、こちらは命を削りながら、商品を作り続けなければならないのだ。


 だから、今の時期、他の部署では課長や社員は早めに帰っている。残りの仕事は夜間のバイトに押し付けるのだ。しかし、惣菜部には夜間のバイトがいなかった。ついこの間辞めてしまい、今は募集をかけていた。


 それというのも、この男がちょっとしたミスをしでかしたバイトに、怒鳴ってしまったのが原因だった。年末商戦のことで、神経が張り詰めており、虫の居所が悪かったのだ。

 その夜間バイトは、あまり仕事ができなかったが、他のパートや社員たちには好かれていた。対して、この男はあまりパート連中には好かれていない。


 夜間の開いた穴は、夕方までのパートたちに埋めてもらうしか無かったが、それを頼むと、彼らは「私も辞めようかな」と、脅しめいたことを口走るために、強くは言えなかった。


「くそ、時給上げろよ……誰が今どき七百三十円のバイトなんてやるんだよ」


 男が小声で悪態をつぶやくと、売り場から自分を呼ぶ声が聞こえた。男はさっと、机の上にある缶コーヒーを書類の山の影に隠した。本当は、飲食は休憩場以外で取ってはならないのだ。こんなところを見られて、店長にチクられでもしたら大事だ。


 男は顔をわずかに出して、売り場を見た。呼んだのは精肉担当のバイトだった。若い男子学生で、何時見ても、やる気が微塵も感じられない。彼はバックヤードに入ること無く、売り場から話しかけてくる。

「課長、エビのグラタンは半額付けていいんスか?」


 惣菜に夜間のバイトがいないということで、精肉や鮮魚担当のバイトに、交代でこちらの雑用を頼んでいるのだ。今は、閉店間近の割引シールの貼り付けを頼んでいる。そのため、男はこの若いバイトに頭が上がらなかった。


「ああ、いや、あれはクリスマスにこんなのを出しますって宣伝も兼ねているから、つけなくていいよ」


 男はぼそぼそと話した。こうして話をしていたら、惣菜コーナーにまだ店員がいると客が感づいてしまう。この時間にいるのは、半額狙いの客達だ。彼らは自分のお目当ての商品を手に入れるために、店員にやたらと話しかけてくる。やれ、安くしろ。やれ、早くしろ。うんざりする。


 客なので、無下にするわけにもいかないが、だからといって構ってもいられない。だから、惣菜部にはもう誰もいないと思っていてくれるのが一番いいのだ。


 バイトは、声を押さえること無く、わざとらしいため息を吐いた。

「さっさと新しいバイト見つけてくれませんかね。こっちも片付け大変なんスけど」

「すまない、すまない。迷惑をかけるね」


(このやろう、どうせ今の時間、他に仕事なんて無いくせに。知っているんだからな、いつもサボって、売れ残りの商品をつまみ食いしているのを)


「そんじゃ、俺忙しいんで行きます。温度表のチェックは、そっちがやってくださいよ。それぐらいできるでしょう」

 そう言って、若いバイトは言ってしまった。


 なんてこった、あんな若造にすらバカにされるのか。思わず、後ろから怒鳴りつけそうになったが、なんとか堪えた。


 もし強く言って、あいつまでやめてしまったら、店長にも精肉部にもどやされる。最近の若者はすぐに辞めてしまう。こんな場末のスーパーでは、店員もギリギリの人数でやっているのだ、時給も最低賃金に近いため、新しいバイトはすぐにはこない。これが原因であいつまで辞められでもしたら、しわ寄せはこちらにくる。

 人数が足りないから、仕事が進まないなんて言い分は、上は聞き入れてくれない。だから、感情的になるわけにはならなかった。


 男は書類作成を再開した。早くしなければ、明日はポイント三倍の日、その後も棚卸しなどの忙しい日が続くのだ、なんとしても閉店までにこの仕事を終わらせなければ。


 しばらくペンを走らせていると、耳元にすっかりと息を潜めたと思われていた、虫の羽音が聞こえた。


 蚊だ。


 男は耳を叩いた。当てずっぽうで叩いたところで、殺すことはできないのは分かってはいるのだが、反射のようなものだった。


「嘘だろう? まだ蚊がいるのかよ、もう十一月だぞ」

 いくら九州とはいえ、もうすっかり冬の気温だ。男はびっくりして、思わずそう呟いた。


 ふん、夏の忘れ形見の死にぞこないか。こちらは長袖だ。血を吸うとしたら、顔か手しか無い。大体蚊ってやつは、腕か足を狙ってくるから、手の甲辺りに止まったところで潰してやるわ。


 男は蚊が手に止まるのを待った。蚊は、ペンを握った右手付近を迷うように飛んでいる。しかし、一向に止まらない。優柔不断に、いつまでもまとわり付くように手の周りを飛んでいる。男は我慢が出来ずに、空中にいる蚊を両の手で叩いた。

 しかし、蚊は手のひらに収まることなく、視界の端に消えていった。


 くそ、逃がしたか、どこか別の奴の血を吸いにいけ。


 男はそれ以上相手にするつもりはなく、書類に目を戻した。


 すると――


(ブビビビビビビビビビ)


「ガアァアッ!」


 耳の穴の中に、蚊が飛び込んできた。振動音と気味の悪い感触が頭のなかに響き、男は思わず声を上げる。耳ごと手で叩くが、一足遅く、蚊は逃げてしまった。


「こんちくしょう!」


 思わず声を上げる。

 バイトのガキどころか、蚊ですら俺を馬鹿にするのか。


 すると、売り場の方から声が聞こえた。


「おーい、ちょっといいか」


 お客だ。男は声を出したのを後悔した。これでは居留守が使えない。

 仕方なしに売り場に出ると、五十代ぐらいの作業着の男が先程のエビのグラタンを手に持って立っていた。


「これ、安くならん?」

「申し訳ございません、こちらはなりません」

「チッ……ああ、そう」


 男は露骨に顔を歪めると、そのエビグラタンをサラダコーナーにポンと置いて、さっさと言ってしまった


 ……せめて、元の場所に戻せよ。

 男は歯を噛み締めて、元の位置にエビグラタンを戻した。


 男はイライラしながら、事務机に戻り、計画書にペンを走らせる。しかし、再び蚊が耳元で飛び回り始めた。


 なんだ、こいつは。さっきから、俺の邪魔をしたいのか。


 男はアルコールスプレーを持ってくると、空中めがけて吹きかけた。しかし、この部屋には精密機械があるため、あまり大量には散布できない。それでも、ある程度の効果は期待できそうな気がした。


「よし、これでどこかへいくだろう」


 椅子に体を降ろして、缶コーヒーを口にした。すると、報告書の上に、蚊が止まった。アルコールはまったく通用しなかったようだ。


 死にたがっているのか?


 まるで、殺してくださいと言わんばかりにこちらを向いて紙の上に止まっている。これなら、遠慮無く、思い切り叩き殺せる。


 開いた手を慎重に蚊の上にかざす。

 確実に殺すために、手を出来るだけゆっくりと近づける。よし、この距離なら、絶対に殺せる。あとは思いっきり叩くだけだ。


 くたばれ。

 男は思い切り手を振り下ろして――気がついた。


 あ、駄目だ。この机、足がすごく不安定なんだった。計画書の直ぐ横に、飲みかけの缶コーヒーが置いてあるんだ。今、思い切り机を叩いたら――。


 手のひらが机に当たる瞬間、手の平から力を慌てて抜いた。そのため、非常に中途半端な叩き方になってしまい、蚊はひょいと避けて、横からすり抜けて飛んでいった。


 バン。まるで力の篭っていない叩き方にも関わらず、机がガクリと傾いた。缶コーヒーが計画書の上に倒れ、アッと思った次の瞬間には、缶の口からまるで心臓の鼓動のように、リズミカルに茶色の液体がどくどくと流れ出た。


「アッ、ガッ、グッ!」


 大パニックになり、慌てて缶を戻して計画書を取り上げる。しかし、机はまだ傾いたままだったため、机が元の水平に戻った瞬間に、再び倒れてしまった。机の上が、コーヒーだらけになる。


 俺が、一体、何をしたんだ!


 叫びたい気分だった。

 思わず殺虫剤コーナーで殺虫スプレーを持ってきて、アクション映画の主人公のように噴射する自分の勇姿を想像した。しかし、そんなことを実行に移せるわけがない。ここは食品を作る作業場だ。人の口に入れる食べ物を扱っている、自分はその責任者、清潔で安全な衛生状態を守らねばならないのは自分である。


 もう、帰ろう。計画書は家で書けばいいじゃないか。なぜここで書く必要がある。

 ああ……家には居場所が無いからだったな……。娘は話してくれないし。妻はお小遣い減らすし……。

 男は惨めな気分になり、すっかりと気落ちしてしまった。机の上のコーヒーをペーパータオルで拭きはじめる。


 しかし、まるで男をあざ笑うかのように、顔の前を蚊が飛んだ。男が怒りに任せて空を連続で叩くが、まったく捕まらない。


 男の中で、何かが切れた。体を震わせて、空中に殺意を向け、心のなかで湧き出す殺意を解放しようとしていた。


 家族も、店長も、エリアマネージャーも、客も、部下も、バイトも。すべてが自分に辛く当たり、こちらはサンドバッグのように、反撃する権利を与えられない。時々、自分が中間管理職ではなく、世界の最下層にいるんじゃないかと勘ぐってしまう。


 ここで、蚊を相手に逃げるだって? ここまでコケにされて尻尾を巻いて逃げるのか? こんな下等生物相手に。出来るわけがない。


 閉店まで、あと三十分か。それまでに殺す。このチンケな虫けらを、ぶち殺し、俺は勝利する。もし、ここで逃げ出したら、きっと年末商戦も敗戦する。間違いなくだ。


 男には何故かそんな気がした。逆に、こいつを殺せられれば、年末商戦は必ず勝利できる。男の中に根拠の無いジンクスが生まれた。


 男は缶コーヒーを机の上から片付けると、マスクを付け、ヘアネットを深く被った。さらには作業用ゴム手袋を右手に装着し、左の腕をまくった。椅子に座り、裸の左腕を、机の上、コーヒーの侵食被害にあっていないところに乗せる。


 空中を飛ぶこいつを倒すのは不可能だ。奴の目的はただひとつ、こちらの血を吸うこと。

 だから、待つ。待てば、左腕に止まる。それなら確実に殺せる。貴重な時間を無駄にし、何もせずにただ待つことになるが、これは戦争なのだ。手段は選んでいられない。


 来た――。


 蚊がふよふよと漂いながら近づいてきた。

 さあ、止まれ。血がほしいだろう? 毎日油で揚げた商品ばかりをつまみ食いしている、中年男のドロドロ血液だ。最後の晩餐が、ジャンクフードなんて、てめぇにはお似合いだ。


 しかし、蚊は止まらない。警戒しているのか、止まる気配がない。両手で空中を叩きたい衝動にかられる。しかし、それをなんとか抑えた。


 もし、これが失敗したら、再び奴は警戒し、慎重になるはずだ。閉店まで時間がない、なんとしても、一撃で倒すのだ。失敗は許されない。止まるまで待つ。絶対に確信を持てない攻撃は出来ない。


 止まれ、止まれ、止まれ、止まってくれ……頼む。


 しかし、蚊はまるで止まる気配がない。ひょっとしたら、こいつはメスじゃないのだろうか。あるいは、俺のフェロモンか何かに惹きつけられているだけで、血を吸うつもりが無いのだろうか? 考えてみれば、こいつは一度だって俺の体に止まったことはない。だったら、両手で空中を叩いたほうが……。


 男は空中攻撃に変更すべきか迷った。このままでは、埒が開かない。


 いや……、駄目だ。何があろうが、絶対に止まるまで攻撃はしない。一度決めたことだ。二言はない。

 男の考えは正しかった。数十秒後、ついに蚊が男の左手に止まったのだ。


 来た。だが、こいつは、すばしっこい。今叩いても逃げられる可能性が高い。ある程度まで血を吸わせるのだ。焦ってはならない。


 しかし、蚊は何が気に喰わないのか、糸のように細い足で腕の表面を歩いて移動する。

 何をやっているんだ。刺せよ。吸えよ。迷う必要なんてないだろう。その針を深く突き刺すんだ。


 だが、その焦りが伝わってしまったのか、蚊が飛んで上昇した。――しまった、逃げられる。


 さらに追い打ちをかけるように、店内BGMから蛍の光が流れだした。


 ――なんだと、もう二十分経ったのか? 


 閉店十分前になると、このBGMが自動で流れはじめる。片付けなどもしなければならないことを考えると、再び蚊が止まるのを悠長に待っている時間はない。決着をつけるなら、今しかない。


 負けるわけにはいかないんだ。男は椅子から立ち上がり、なおも上昇する蚊に、己の唯一蚊に対抗できる武器、二つの手のひらで、蚊の両サイドから挟み込んで攻撃した。


 いけえぇぇ!


 ばちん。


 だが、蚊は難なく二つの手のひらから逃れた。すでに、立ち上がった男のひたい付近まで上昇している。これ以上、上に逃げられたら見失ってしまい、今度こそ終わってしまう。


「まだだ!」


 すかさず片手を伸ばし、蚊を空気ごと掴もうとした。飛んでいる蚊を握って潰す――それは、あまりに成功率の低い、分の悪い賭けだ。しかし、男は諦めるわけにはいかなかった。彼のプライド、人生、愛するもの、それら全てを守るために、諦めるわけにはいかなかった。


 男は空中を握った。そして、ゆっくりと拳を降ろした。捕まえられたのかどうかは分からない。空振りに終わったかもしれないし、運良く捕まえたかもしれない。この握りこぶしの中にあるのは、希望か、それとも絶望か、それは開けてみるまで分からない。


 残り時間を考えると、正真正銘、最後のチャンスだ。

 男は恐る恐る、握りこぶしの小指を開いた。何もない……。次は薬指だ……これも駄目だ。やはり、俺は蚊にすら劣る存在なのか、そう思いながら、中指を開いた瞬間、何か、黒いものが見えた。


 ――これは、まさか。


 男は最後の指、人差し指を開いた。震える手の中に、黒い悪魔は確かにいた。最期の最期に、男は勝利を掴みとったのだ。


 ――勝った。倒した。倒したんだ。

 男はゆっくりと顔を天井へと向けた。体の力が抜けるようだ。


 男は恍惚の表情でひっくり返った蚊を見つめた。まだぴくぴくと動いている。死んではいない。


 ざまあみろ、散々バカにしやがって。これが、俺の実力だ。


 まな板の上の鯉状態の蚊を見て、男は狂喜した。

 生きているなら、トドメは刺さないぞ。簡単には殺さない。そのまま、弱って死ね。

 男は自らの嗜虐心がふつふつと湧き上がるのを感じた。


 だが、喜んでばかりもいれなかった。BGMが終わりに差し掛かっている。早く帰る支度をしなければ。


 あ、しまった。そういえば。


 男は、コーヒーが染み込んだ机のことを思い出した。当然ながら、コーヒーの匂いが漂っている。こんなものを匂わせていたら、俺がここでコーヒーを飲んで、ぶちまけたことを物語っているも同然だ。閉店までに、こいつを何とかしないと。


 男は慌てて消毒用アルコールを振りかけ、なんとか匂いをごまかそうとした。コーヒーの匂いはなかなか消えず、結局、閉店時間をすぎる頃には、アルコールスプレーの殆どを使いきってしまった。


 微かな匂いは消せないが、ここには普段あまり人が来ないうえ、長居はしない。これぐらいなら、なんとかごまかせるだろう。男はこれで掃除を終わらせることにした。


 計画書の続きは、家でやるか。睡眠時間を削ることになるが、なんとか今日中に終わらせておかなければ。


 男は椅子の上に置いた、まだぴくぴくと動き続ける蚊を見た。元はといえば、こいつのせいだ。すべての責任はこいつにある。一体どうしてくれようか。


 男はふと、閃いた。そうだ、家でこいつを拷問しながら、計画書を書こう。


 一ページ仕上げるごとに、こいつの足を千切るというのはどうだろうか。

 それだけの罪を犯したのだ。安楽死など許されない。苦しみと死を持って償ってもらおう。


 男は惣菜を入れる、二つ折りの小さな透明フードパックに蚊を入れ、蓋が開かないように輪ゴムで止めた。

 それとコーヒーのかかった書類をカバンに詰めると、そそくさと店を後にした。


 男が車で家に帰ると、当然ながら家族は皆、寝静まっていた。男は皆を起こさないように、書斎に入り、カバンからまずは書類を取り出す。


「さてさて、あの蚊はどうなったかな。弱って死んでいなければいいのだが」


 男が嬉々として、カバンからフードパックを取り出した途端、輪ゴムが外れ、中から蚊が元気に飛び出てきた。


「あ」


 蚊は気絶しただけで、瀕死になっていたわけではなかったのだ。男の耳元で、再びあの不快な羽音が響き始めた。


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