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旧作✿現在非公開中  作者: 元・深 夜 現・雪闇影
1章
17/116

二人で色々。

 

 朝いつものようにアンナがレティシアの部屋へとやってくる。

 ルカが滞在して数日たつ頃には、アンナとルカもある程度、喋るようになった。


 初日の行動は、ルカが余りにも美少年だったために、子供相手なのに恥ずかしくて逃げてしまったそうで、その可愛らしい理由をルカにニヤニヤしながらレティシアが伝えたらつまらなさそうに「あっそ…」って言われてしまった…

 ただどうも、アンナに恋愛感情はなく、ただジョルジュの孫と聞いていたのでもう少しジョルジュに似た子供が来たと思ったらしい。


(確かにジョルジュってザッ! 美形というよりもカッコイイおじいちゃんって感じだもんなぁ……)


 身支度を終えるといつもの様にルカが戻ってくる


「後は、よろしくお願いします」


 そう言ってアンナが下がっていく。


「今日も夕方外に行ってその後、書庫か?」


『んー…。ねぇ、ルカ? この体じゃ私に剣術はまだ無理じゃない? でもルカは、コソコソとご飯の時間にやってるでしょ?

 午前中のこの時間、暇だからルカがこの時間にやってもいいと思うの…剣術の訓練』


「んー…。別にいいけどなんも面白くねぇぞ?」


『大丈夫だよ観てるから』


 ルカはやや乗る気じゃなかったものの、レティシアを騎士たちがいる訓練所へ連れていった。

 突然レティシアとルカが現れたことによって少しだけ訓練所がざわついたが、ルカが気にしないで続けていい、っと伝えると皆訓練の続きを始めた。


 ルカも木剣を使い訓練し始める。


(やっぱ木剣なのかこの世界も…それにしてもルカ…立ち回りやっぱ上手いなぁ…剣筋もいいから、余計綺麗に見える)


 そのうちルカの周りに若い見習いらしき人達が集まり、何かを

 話したり模擬戦をやりだした。


(ルカがすごく楽しそうで良かった…ルカもなんだかんだ今まで、周りに恵まれなかっただけなんだよね。フリューネ家で働く人は、いろんな環境にいた人達が多いから髪や瞳だけで判断しないし……)




 ◇◇◇




 ある程度の時間、訓練の様子を眺めていたら足早にルカがレティシアの方へと走ってきた。


「ごめん。思ったより結構時間を使った…まだ時間はあるけど昼食の前に汗をかいたからシャワーを浴びたい、大丈夫?」


『いいよ。全然見てて楽しかったし、楽しそうで良かったよ。ルカやっぱ強いね? 剣筋も綺麗で踊ってるみたいだった』


「…ありがとう…」


 ルカは、照れたように言うとレティシアへと片手を差し出すが、レティシアは「?」って顔で差し出された手を見た。


「汗かいたから、抱くより手を繋いだ方がいいかな? って思って…遠いか」


(あー…確かに抱いてもらったらあれか……)


『なるほどね。大丈夫だよ! 離れてるけど全然歩ける距離だから歩くよ! さすがに今のルカに抱かれてお母様にあったらなんか指摘が入ると思うし』


 そう言って座ってたベンチからレティシアが飛び降りる。

 そして二人で歩いて帰った……が…途中このままじゃシャワーを浴びる時間が無くなって、昼食に間に合わないと思いレティシアは、歩くの諦めこっそりと、浮遊魔法をつかった。



 ◇◇◇



 お昼過ぎは、いつものお茶の時間で二人でテラスへと向かい。

 エディットと少し会話をしてから、庭に出て地面に二人で座る。


 レティシアはルカにもテレパシーの使い方を教えたため、彼も使えるようになったので、ルカも交えて精霊達と会話をしているのだ。

 ルカは、レティシアが初めて大地と対話してるの見た時に。


「大地だけじゃなくてこの世界と対話しろその方がいい」


 っと言ったのでまだ早いかとレティシアは思ったが難なく出来た。

 その事にレティシアが驚いてると、ルカは続けて。


「レティシアは精霊に好かれてる側の人だ、だから世界も受け入れてくれるもんなんだよ」


 レティシアがへぇーって思っているとルカが精霊と普通に話を始めたので慌ててテレパシーを教えたのである。


 それから、二人で精霊のみんなとお話をしている。

 精霊達がルカに庭の事を、いろいろと教えてた事やどこら辺に何の花が咲いたとか、レティシアが産まれた日、ルカに報告に言ったとか、レティシアが精霊達とお話しできることなど、精霊達は、いろいろとルカに話してたみたいでレティシアは、少しだけ恥ずかしくなったが、そんなレティシアを見てルカが。


「オプスブル家とフリューネ家の間柄だけだし、フリューネ家に集まる精霊は、オプスブル家に昔から報告するんだよ。逆は絶対にないけどね」


 っと秘密のひとつをレティシアに教えてくれた。

 精霊達と子供のように笑って話すルカも、精霊達に好かれてるんだとレティシアは見てそう思った。



 その後、書庫に行って二人でひたすら夕飯の時間まで本を読む。

 レティシアにルカが付いてからリタが迎えに来る事は、なくなったがその代わり。


「そろそろ夕食の時間だ、レティシア食堂に行くよ」


 っとルカがレティシアに教えてくれるので、レティシアが夕食に遅れることはない。

 時間を忘れて没頭してしまう癖があるレティシアは、ルカの存在にとても助かっている。


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