書いてみました。
結局設定は概ねそのままで魔法の部分を少し派手にしてみる事にして、後は靴を拾ってからのストーリーを脚色することにした。
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むかしむかしある国の伯爵家に女の子がおりました。
幼い頃に母親を亡くし父親にも好かれていなかった女の子は父親の愛人が後妻として2人の異母姉妹を連れて家に来たとたん屋根裏部屋に押し込められてしまいました。
そして日々使用人の真似事をさせられ辛い日々を送っていたのですが彼女はとても前向きでそんな境遇でもいつも笑顔ですごしていたのです。
そんな彼女の心の支えになっているのは3匹の従魔たちでした。
1匹は屋根裏部屋によく遊びに来る小鳥型魔獣、2匹目は屋根裏部屋に住み着いていたネズミ型魔獣、3匹目は庭に迷い込んだ子犬で本人曰くフェンリルの子供だった。
使用人生活は大変だったもののようやく継母や姉と妹からのイジメにも慣れふとこの先もこの家で過ごさねばならない事をどうにかしたいと思っている時でした。
王宮からの一通の手紙を継母に渡しいつもは気にならないのにその日はこっそり聞き耳を立ててしまったのです。
「まぁ、王太子様がお妃様を探すために年頃の未婚女性をすべて呼んでパーティーをするそうよ!」
「きゃぁ、さっそく新しいドレスを新調しないと。」
「あっ、お姉様ずるい私も新しいドレスが欲しいですわ。」
聞き耳をたてなくても聞こえてくる会話に淡い期待をしてしまう。
「王子様に見初められなくてもどこかにご縁があるかもしれないわ。」
そう思うといてもたっても居られず屋根裏部屋の自室に急いで戻るのだった。
物語を書いてみました?
話の美味しい?所は次話へ!
実際に出版された物語は人物名や年齢などもう少し細かい描写が書いてあるモノだと思ってください(;´Д`)
子供向けの絵本というより少女~若い女性向けに書いたという設定です。