なにから初める?
のんびり投稿中です。
基本短めになるかと思います。
記憶のすり合わせも落ち着き、日常を取り戻しつつあるユーフェミアだったが、前世の記憶が有るからこそ気づいして待ったのだ自領の貧乏具合に。
「うーん、小説的な展開なら前世の知識チートする所なんだけど、そこまでの行動力がなぁ。元々前世も今世も本の虫だし(笑)」
そうなのだ、私は元来本の虫で人と接したり商売を考えたりというのには向いてないのだ。
だからといってこのまま貧乏を続けて新しい本がなかなか手に入らない環境っていうのも勿体ないと思うのよね。
ひとり悩んでいるとふと目に入ったのは木板にびっしり文字が書かれているもの。
これは私が熱で倒れる前に書いていた妄想小説だったりす。
まだ娯楽小説はないのだが前世で言う文学小説ならそんざいしているのでそれを真似て書いているのだが正直向いてない。
前世でこっそり書いていて楽しかったのは童話のパロディで元ネタが無いと書けない凡才という感じだったりしたのだが、この世界でそういう物語は無いので意外とウケるかもしれないわ。
なんてぼんやり考えていたのだが、ふと気づく。
「それよ!絵本や童話の制作だわ!」
特に領地経営とか商会作ってチートすること無く、まずは自分のお小遣い稼ぎくらい自分でしてしまいましょう。
そうと決まればまず題材を何にするのか決めなければ行けないわね!