エピソード3 俺のアレがロストしていた
2ヶ月ぶりくらいです。遅れて申し訳ない!
「夏樹、早く部屋から出てきなさい!」
俺の部屋の方から母さんの声が聞こえた。
「あの娘あんたの彼女?」
「何で家にいるの?」
彼女!? そうだよな、知らない女の子がいるんだもんな、普通そう思うよな…
俺にもこんな彼女がいたらなぁ…
「ねぇ! 夏樹? まだ寝てるの? 母さんもう入るわよ!」
母さん、その部屋には誰もいないよ… その彼女が俺なのだから。
3秒後、猛スピードでこっちに向って来る音が聞こえた。
「あなた!夏樹はどこに行ったの!?あなた知ってるでしょ!
少し汗をかいた母がそう俺に訪ねてきた。
こうなったら俺が夏樹であることを証明するしかない!
でも、何を言えば信じてもらえるんだ?
昨日食べた晩飯か?
母さんの誕生日とか年齢か?
ダメだ!それじゃパンチが弱すぎる。
こうやって考えてみるとマジで何も思い浮かばねぇー
考えろ…考えろ… 俺と母さんしか知らないこと、なんかねぇのか!
あっ
あった! 俺と母さんしか知らないであろうとっておきの話が!
この話で母さんが信じてくれなかったら、俺は家を追い出されるかもしれない。
だが、俺には自信しかなかった。
母さんが『離婚』した時の話を!
「何であなたがそのことを…」
よしよし!
その反応をまってたんだよ!
さぁ!早く言ってくれ、「あんた本当に夏樹なの?」と
「あなたそれ夏樹がいってたの?」
そう来たかー そうだよな、普通に考えたらそうなるよな…
だが、ここで食い下がる訳にはいかない!
「ちょっと待って!そんなこと詳細に彼女に話すと思う?」
「それに俺にこんな可愛い彼女が出来ると思うか?女子とまともに話せない俺が?」
「母さんも知ってるだろ!」
「俺は二次元の女の子しか愛せない、生粋のキモオタだぞぉぉぉぉ!!!!!」
って何言ってんだ俺ぇぇぇぇぇ!!!!!!
やばい、このままじゃ本当に…
「二次元の女の子の話になると急に早口になるその話し方…」
えっ マジで!? そこかよ!
「あんた本当に夏樹なの!?」
きたきたきたきたきたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
その言葉を待ってたんだよ!
「そうだよっ!そのとうりだよっ!やっっと気づいてくれたか!」
「俺っ!夏樹だよっ!」
はぁぁぁぁよかっっったーーー
マジでどうなってんだよこの世界、何で女の子にならないといけないんだよ!
本当に意味わかんねぇよ!
何で俺だけこんな思いしないといけないだ!…俺だけなのか?
今はそんなこといいや!
でも本当に良かった!
喜んでいて気づかなかったが、母は俺の顔をまじまじと見つめていた。
そして真剣な顔をしてもう一度こう言った。
「あんたほんっとーーーに夏樹なの!?」
「だから、さっきからそう言っているじゃないか!」
「本当に夏樹なのね…ハ、ハハッ、ハ、ハ、ハ」
母は誰がどう見ても混乱しているようだった。
目を回すってこういうことなんだな。
少し様子が落ち着いてきた母に俺は、朝起きたらこうなっていたこと、自分には何も身に覚えがないことを伝えた。
「俺が一番意味わかんないんだよ!」
「俺はこれからどうやって生きていけばいいんだ!」
急にすごい尿意が襲ってきた
やばい!しっこもれる、しっこもれる、しっこもれる!
「ちょっとしっこ行って来る!」
俺は猛スピードで廊下を駆け抜けた。
この時、俺は気づいていなかったんだ…男として一番大切なアレがないことに!」
立ちションをしようとズボンとパンツを下げたその時だった。
俺の脳が体がその全てがそれに気づいた。
チンコがねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
そこにあったのは一本の筋が入った『おまんこ』だったのだ!
「ぎゃああああああああああああああ!!!! チンコもねぇのかよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
俺は奇声を上げながら放尿していた。
1500文字くらいだけど2時間くらいかかった。小説家の人って凄いなぁって改めて思った。
誤字脱字あったらすいません
投稿頻度上げていくぜ!嘘じゃない…
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