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プロローグ 君、大丈夫?

 「もう中学生ならぬもう中学2年生ですよー…はぁ。」


ある女子大学に付属している中学の始業式での少女の一言。

笑う者は居なかった。


「うるさいよ、利賀瀬」


「へーい…」


そう、今あのつまらないギャグを発した少女こそが本編の主人公。

利賀瀬綾香である。


「どーもどーもww」


!?

驚いた…どうやら始業式が終わった様。

教室に移動しているのか。


ここで一つ、利賀瀬の遊びを紹介しておこう。

利賀瀬はどこかな…ああ、居た!

まだ廊下に居るのか…女子は移動が遅いな。

あれが利賀瀬の遊び。


「しっ!」


「やー」


え?何って、みぞおちをつつき合っているだけ。

ちなみに本人の自慢話では一回もみぞおちをつつかれた事が無いんだそうだ。

絶対嘘だ。


おっ。利賀瀬が教室に入っていくね。

これはもう、最後まで見るしかないでしょ。

失礼しまー…


「しっ!」


「やー」


…まだやってるのか。

いい加減まわりの人が見てるんだから止めなさい。


そろそろ着席する時間だね。

みんな席についていく。

先生が来た、じゃあ話している間にちょっと主人公の紹介を詳しくしようかな。

-------------

利賀瀬綾香


好き

唐揚げ、国語、本、日本海軍の軍服


嫌い

長葱、英語


性格

学力がそんなに無い。

やれば出来る奴なんだけどやる気が一切無い。

中二病(軽度)歴今年で3年。

うんちく大好き。

-------------


「…じゃあ今日はこれで終わります。さようなら」


「さようならぁ」


どうやら終わったみたいだ。

帰るのか…?

違うか、うん。

図書室に行くんだね。

…………


…まさか、18:00まで居ると思ってなかった…

しかも、ずっと「ぼく、オタ○ーマン」シリーズ読んでるし…

読んでる途中「ふふっ」とか笑ってるし…

さっさと帰らせてよ…


こんな風に、利賀瀬の学校生活(2年目)は始まった。

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