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いるのだろう。

五分で書いた小説なので深く考えないで下さい。

悪、というと何を思い浮かべるだろうか?人殺しでも銀行強盗でも何でもいい。だが、一口に悪と言ってもいろいろ事情があったり生まれた環境が悪かった、何て言う奴もいる。長い年月を経て性格が歪んだ、なんてのも今の社会を見ていれば仕方がないだろう。もちろん大半の悪はそういうものだろう。個人個人で事情があり、個人個人で環境が違い、個人個人で性格が歪んでしまうものなのだろう。しかし、しかしだ。純粋な悪は違う。生まれた時から、環境も事情も年月も関係なくただただ純然たる“悪”としてそこにある悪だ。彼らはそこにあるだけで人を殺す。さも当然のように人を殺しそれが必要であるかのごとく振る舞うのだ。



ここに一人の青年がいる。十七歳くらいの普通の青年だ。彼は悪だ。純粋な悪だ。生まれた時から普通に生き、犯罪のひとつも犯さず、将来は親孝行をしたいと思っている普通の、どこにでもいる悪だ。彼はこれから処刑される。絞首刑だ。例え彼が何もしていなくとも、彼が悪だということをみんなが知っている。今日は大丈夫でも明日はどうなるかわかったものではない。誰もが彼に冷ややかな目を向け警察に突き出す。彼は捕まりその日の内に処刑される。


彼は今首にロープをかけられている。仕方がない。彼は悪なのだ。もしかしたら次の瞬間にでも拘束を解いて襲い掛かってくるかもしれない。早く殺さなければならないのだ。悪人が言葉を残す必要はない。なのでさっさと足元が開いた。首の骨が折れ彼は容易く死んだ。全員がほっとした表情をして悪人は死んで当然だ。と罵りながら部屋を出ていく。新たな悪を探しに行くのだ。




悪はどれだけ?

小説はムズいの~。

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