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旅立ち
この大きな木は陽太のお気に入りの場所だった。
この場所も小川同様森のように深い場所ではないが、樹々が生い茂り、太陽の木漏れ日がほどよく陽太に降り注ぐ。
夏の暑い日のはずが、この場所ではその暑さも和らぎ気持ちよさだけが残るような場所だったからだ。
そんなお気に入りの場所で、手にしている人がたの木をもう一度きちんと見てみた。
やっぱりどうみても只の木・・・
だけど不思議な雰囲気がその木からは出ている。
また暫くぼーっとその木を見ていると、陽太はいつの間にか昼寝の続きを初めてしまっていた。




