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1ヶ月と少し、それで佐藤の論文は仕上がった。

そのまま、公表をすることなく、特別会合へと挑む。

「……では、お願いします」

当然ではあるが、英語で話している。

俺は苦手だが、佐藤はぐんぐんと英語の会話力を上げていったようで、今となっては何も不自由なく話すことができるようだ。

「現状把握できることについては、この論文にまとめている通りです。問題は、どのようにしてこの現象を納めるか、それとどうして星が消えたことが理解できなかったのか、という2点にあるものと考えます」

問題の範囲をまずは確定させる。

佐藤はそれ以外の質問をシャットアウトするつもりのようだ。

「理解ができなかった方については、解決策や原因については分かりません。正直、これについては心理学分野と思いますので、専門が違います。なので、こちらについては議論しようがありません」

となると、今回取り上げるのはもう一つの方。

この現象を終えさせるためのやり方、ということのようだ。

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