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星の死ぬとき  作者: 尚文産商堂


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起動音

電子音、というにしては何か妙な雰囲気がある、そんなハウリング音が一瞬響いた。

フワァンと広がる汽笛のようなさえずりは、音圧という壁を俺は一瞬感じることができた。

だがそれが終わると、もうすべてが終わったようで、博士はこちらを振り返る。

「もう動いてもらっても構いませんよ。データは集まりましたので、これから調べるフェーズに入ります」

「えっ、もう終わりなんですか」

一瞬の出来事、というのが真っ先に出てくる感想だろう。

佐藤も同じ思いだったようで、思わず博士に質問をしていた。

「そうですよ。データはこれで取得できています。量子は今は完全にもつれ状態から脱して自由量子状態となっています。しかしながら、あの一瞬の間だけは2つの量子が重ね合わされてかつもつれた状態になっていました。このもつれの状態によって片方を観測し、位置と状態を確定させるという手法を取ろうとしています」

「引き離した量子の片方ずつを同時に観測するってことですか」

思わず佐藤が聞いた。

「そうです」

どや顔にも見える博士は、はっきりと答えた。

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