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会議室

案内したのは、こういう時用に使う小さな会議室だ。

「どうぞ、こちらへ」

「ありがとうございます」

カラハンドさんは、案内をした俺にお礼を伝え、それから部屋にある長机のそばの椅子へと腰掛ける。

同時に、持ってきていたカバンからラップトップを取り出した。

「少しばかり、メールでお話をしましたので、それに関する資料を持ってきました。少しばかり説明をしたいのですが……」

「ええ、こちらを使ってください」

俺が無線で接続することができるスクリーン用のプロジェクターを使えるようにした。

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