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DAY223(木)5月9日

DAY223(木)5月9日


ふざけて木刀をたくさん振り回し、そしてカポエイラの基本の動きであるジンガ?をたくさんやったところ、ふくらはぎと両腕、肩甲骨辺りが筋肉痛になった。


朝に目が覚めたときにひどい苦痛があり、トイレに行くのもままならない、トモミもクワを振るったことで筋肉痛となり、学校を休みたいと言ってくるほどであった。


私たちだけでなく、ワンダーエッグやドリームエッグなんかもそれら動きをやったところ、筋肉痛にはならないらしいが、解析したところ体力の伸びがよくなっていた。


ということで、トモミには今日学校を休んでもいいが、その代わり再びカポエイラの動きやクワを再度ふるい続け、その上で重心移動をしっかりと身に着けることを命じたら、学校へと行かずに、そのまま筋肉痛にもかかわらず指示したことを黙々とやり始めた。


それに嘘をつかれたか?と疑問にも感じたが、それはそれだ、格闘技の動きを色々と私自身が試してみて、それにより卵の体力や俊敏さというものがよくなるのかの確認を、今日から4日間ほどやることとした。


カポエイラの動きで筋肉が断裂するのではという痛みの中、普通の家事をこなし、木刀を振るったりしつつ、シャドー達と訓練を行なう。


そんな中ハマノとアマチャンが鉢合わせたため、それらと話をした。


その時の音声が残っていたので、書くことにする。


「ふん、なにかの運動かなにかか。


動きを見たところ、筋肉痛で苦しんでいるようだな、自分には関係ないが。」


私が木刀を自己流でふるっている中、ハマノがやってきて、庭にいる私たちの動きを見た感想がそれであった。


「ハマノじゃないか、どうかしたのか?」


木刀を置き、まったく大丈夫でない足でハマノに近づいていくと、目の前にとあるものを出された。


それは、真っ白な四角を中央にふたつ、そして逆十字がそこに刺さっているかのような形をしたキーホルダーのようなものであった。


「研究素材を持ってきてやった。


これについて研究しろとは言わんが、それでもこれが何なのかについて、ちゃんと理解した方がいいだろうと、形だけ3Dプリンタで作ってきてやった。


何も解決はしていないが、きっと役に立つだろう。」


口調は普通だが、態度が高圧的だ。相手はこの物体をたぶん渡すつもりがないのだろう、そのことは私に対して如実に表れていた。


「あ、ハマノおじさん、なにかあれについてわかったんですか?」


私たちが話しているところに、トモミがやってきて聞いてくる、その口ぶりは明らかに関係者のそれで、そのキーホルダーがついこの間の謎の物体に関わる何かなのだと理解した。


「ふむ、別にこの場で話しても問題はないが、少々暑いな。さっさと家に入らせてもらうぞ。」


私たちに告げたのはそれだけで、シャドーたちと共に家の中に入っていく様は、あまりにも堂々としすぎていた。


私の周りに普段から一緒に居るものたちは、ハマノではなく私に対して指示待ちの顔をしていたし、行ってもいいと告げても私の近くから離れないので、この者たちは忠誠心が強いのだと理解した。


私たちが家にはいろうとしたときに、遠くからバイクのやかましい音が聞こえてきたので、すぐに家の扉を閉め、ハマノが先に入っていた居間へと入っていく。


「ついこの間、謎の物体をお前が拾った時、それと同時にこの3Dプリンタで作ったものの原型が奇妙な挙動をしたのだ。


その詳細な資料がこれだ、受け取れ。」


ハマノからそういわれながら渡されたのは、ひとつの小さなUSBで、その中に資料が入っていることはよくわかった。


「これのなかに、例の物体についてまとまった資料があるということであってる?


確か、研究資料の中にメモ書きでイノセントトレイターって書いてあったけれども、確か女の子がそれを持っていたのだと書いてあったはず。」


私の言葉に、多少眉間のしわが濃くなり、片眉が上がる相手は、腕組をした上で足も組み、明らかに偉そうな態度でこちらを見てきた。


「あぁ、ざっくりとしたところは合っているが、現在もあれについての研究は始まったばかりということで、解析自体はできたが、それが何なのかについて完全にはわかっていない状態であることは確かだ。」


ハマノが言いながら、私の後ろに目をやり、手でカップを持つ仕草をしたため、後ろに控えていたテラにお願いし、お茶を入れてもらうことにする。


テラがうなずいて去り、続きをお願いすると、ハマノは話始めた。


「あれ自体は内部が多層構造となっており、表面上は宝石と金属が組み合わさったようなものだが、金属部分はよくわからん金属でできており、宝石部分には何らかの構造物が内部に張り巡らされていると確認できた。


構造物自体の形としては、どことなく何らかの建物のような形をしているが、それを特定することは現在もできておらず、内部に広がるものがどういった物かも特定はできていない。


金属部分は熱を与えても冷えていて、水をかけると蒸発する、更に持つと振動することがあるのが確認されたが、その振動している時間帯が丁度お前が謎の存在に捕まった時間帯と、証言から確認したところそうであった。


これらは実際に手で持ったわけではなく、装置に入れた状態で確認できたことだ。


そして、おまえが話していたことと照合すると、女児はこの謎の宝石部分に存在している可能性が示唆された。


というのが、現在までに確認された事柄となる。」


そこまで話したところでテラが意気揚々とお茶を持ってきたが、色が明らかに濃い。


おまけに茶色と緑が混ざったような色をしているそれを、もってきたという認識だけでハマノが受け取り即座に口をつけ、びっくりした顔でコップを即座に机へと置いた。


「きさま、このようなまずいものを淹れろと、なぜ指示をした。」


「いや、近くにいたやつに指示を出したのだが、それが悪かったか?」


私が問いかけると、横からテリクスがお茶を出してくれる、それはダージリンの良い香りがして、いかにもおいしそうだ。


「おまえ、これ以上自分を怒らせると、情報を提供しないが、弁明はあるか?」


「いや、勝手に私のシャドーにお茶をお願いしたの、そっちだよね?それに私は応えてお願いした。


テラ、どんなものを淹れたのか、教えてくれる?」


テラに聞いてみたら、目一杯の緑茶とダージリン、ローズマリーティーをブレンドし、それらを十分すぎるほどに抽出した代物だとのこと、お好みでミルクを入れてもいいし、砂糖を入れてもおいしいと笑顔で説明された。


「あー、たぶん目一杯の緑茶で渋かったのだろうな、ダージリンは私の物の二番出しみたいだし、すまないね。」


「きさま、馬鹿にしているのか?」


頭も下げずに軽く謝罪をすれば、ハマノが青筋を立てるのが見えた、そんなところでうるさかったバイク音が止まり、玄関から声が聞こえてきた。


「おーいハラぁー!ご飯食べに来たよー!開けるねー!」


そんなアマチャンの声と共に、玄関が開けられる、すると同時になついているのだろう、ドラゴンたちと狸、狼が玄関へと移動する音が聞こえてきた。


「帰れ!!!!」


そんなトモミの声も聞こえてきて、確かアマチャンとトモミは仲が悪かったのだったかと思い出す。


「ふむ、ギャルも来たのか、話しておけばのちに有用だろうな。」


ハマノがそんなことを言ったところで扉が開き、アマチャンとトモミが入ってきて、二人はハマノのことを見て交互に話し始めた。


「あ、ハマノ久しぶり。」「アマダレさんはハマノおじさんの隣でお願いしますね。」


そんな言葉で二人がそれぞれの場所に勝手に座り始める、トモミは私の隣、アマチャンはハマノの隣だ。


「あれ、ハマノはアマチャンが苦手なのか?」


先ほどと違い明らかに表情がこわばっているハマノだが、アマチャンは元気だ。


「あー、おじさんついこの間よりもおしゃれになってる、あたしはそっちの方が好みだな。」


突然アマチャンがハマノに絡んでいったのを、トモミは黙って見ているし、ハマノは平然を装っているが目線が泳いでいる。


「おいお前、そんな気軽に腕を絡めてくるな、品性にかけるぞ。」


「えー?だってハマノだし、おじさんだし、こういったの、好きじゃない?」


ひとつ咳払いをしたハマノがアマチャンに注意するが、アマチャンは更に体を密着させ、ハマノのことをおちょくる。


「好きじゃない!さっさと離れろ!不純異性交遊は学生の身分で他人である男性に絡みついたりすること自体が非常に品性にかける重罪だぞ!」


「おじさんかたーい、別に不純異性交遊でもなんでもないし、ただ単におじさんが女子に絡まれるのが苦手ってだけじゃないの?


うぶだねぇ~、そんなんじゃキャバクラとかで搾り取られるよ?」


「そ、ん、な、と、こ、ろ!自分が行くわけがなかろうが!さっさと離れんか!」


「え~?」


そんなことを話す二人だが、確かにアマチャンの今日の服装はかわいらしい。


たぶん基本的なイメージとしてはおらついている服装なのだろうが、バンド系の雰囲気を漂わせるピンクと水色に近い青を基調とした服装で、平成の雰囲気を踏襲した量産型ともいえる服装をしていた。


ピンクを基調としたゴシックなクマが印刷されたパーカーに、白と青のミニチェックスカートで、裾からフリルが覗いている、髪の毛はハーフツインになされており、髪飾りは白いバッテン印が目印のようにも見える、白のカーディガンが腰に巻かれており、足は白のレッグウォーマーで隠れているが、靴下には濃い青の靴下が選ばれており、さわやかな学生といういでたちであった。


ふと浮かんだ記憶の中では、アマチャンはごつい格好が好きだと言っていたはず、つい、それが浮かぶと同時に問いかけていた。


「なぁアマチャン、確か特攻服とか、もう少しギャルっぽい服装が好きだと、頭の中に浮かんだのだが、今日の服装には違和感を覚える。


どうしたのだ?その恰好は。」


私が問いかけるとすぐにアマチャンは笑顔になった。


「あ、やっぱ分かった?流石はハラだね!今日の服装が実は一味違う理由が隠されているのを、すぐに見抜いてくるあたり、あたしのことをよく見ているという証拠だ!」


ハマノから離れ、そんなことを言うアマチャンが合言葉を言うと、すぐに変身が解け、元々の姿が出てきた。


それは明らかにギャルといった雰囲気で、平成ギャルではなく令和ギャル、攻撃的な雰囲気を醸し出しているビッグスタイルパーカーに、ダメージジーンズを合わせたような形をしていて、ダルダルな雰囲気は自身のことを隠したいような世論を現わしているような雰囲気が漂っていた。


あえて言うならば、ヒップホップ系だといえるのだろうか、そのあたりはわからないが、そんな雰囲気が漂っていた。


隣に出てきたクマのぬいぐるみに見覚えはなく、チェーンで絡まった服を着た茶色のクマ、頭部と胴体の比率がおかしく体の方が小さいが、羽が生えているようでそれで飛べるみたいだ、原理はわからないほど小さいが。


ハマノが驚いていたが、アマチャンは話を続ける。


「所長から服装についての研究において、基本的には耐久度を研究しているが、体感温度とかの関係で研究がなされていることを教えられたんだけどね。


あたしが関わる研究ってのが、体感温度をどのように感じるのかと、新たな個体の研究育成をお願いされて、あたしの個体で所有者本人にとって暑さ寒さに強い個体を作るのが、言い渡された依頼なんだよね。


その過程でどんな服装になるのも許可されたんだけど、まずはってことで、所長のところにある服装の中でもおしゃれになりづらいものをピックアップして装着してみたってところ。


あたしの好みとは違うんだけど、それでもこういったのも研究しなきゃってことから、これらを身に着けてたってわけだ。


どう?似合ってた?」


自分自らおしゃれになりづらいと言っている辺り、褒めるのもどうかなと思ったのだが、ハマノが率先して褒めてくれた。


「あー、んん゛、今どきの若者の、特にギャルの好みなど自分はまったく把握などしていないが、(あい)らしいとは思うぞ。


女ということが存分に出ている、非常に女々しい格好であることには、変わりないがな。」


皮肉にも聞こえるそれだが、これでもハマノの最上級の誉め言葉だ、アマチャンも気づいているのだろうか。


「えー?それって女児臭いって言ってない?」


「そんなもの、本人の認識次第なのではないか?」


「そんなもんかな?」


「ふん、自分に聞くな。」


ハマノも案外アマチャンのことが嫌いではないのだろう、そっぽ向きつつもアマチャンに答えているところを見る限りでは、いいコンビであるなと感じる。


「ねぇハラさん、今までの仕事の話はもういいの?」


トモミからの問に、確かにそうだと思った私は、一度咳払いをしてからハマノに問いかける。


「それで、先ほどの話の続きはどうなったんだ?」


私の問いかけにハマノは今思い出したかのような顔をして、すぐに自身を恥じるような顔をしてから、続きを話し始めた。


「お前が手にした例の物体というものも気になるが、手にしたときに現れた存在というものにもフォーカスを当てるべきだろう。


特に、ガキの間で流行っている都市伝説、黒衣の男だったか?


その黒衣の男の服が相手を拘束してくること、暴行をしたら消えたこと、そしてその存在自体に意識がなさそうなところ、謎の物体が小学生のガキの間で広まっているところ。


これらは、自分らの研究の範疇外のことであると、確実に言えるだろうな。」


ハマノの言葉には、同意するしかないところが多数あったし、特に一番最後のことには大いに同意であった。


「あぁ、私もそれについて悩んでいたんだ。


正直どうしようもないし、どうあがいても研究に関係するとは思えなくてな。」


その後は暗号によっていろいろと話し合われ、その結果集まりの方に情報を流し、そこからできる情報をもらうことにした。


「ふん、ではそのように手配しておく。」


「あぁ、よろしく頼むよ。」


ハマノには仕事の話を十分にしたので、そのあたりはいいのだが、確かアマチャンは私の料理を食べたいと言っていた気がする。


「なぁ、私の料理を食べたいと言っていたが、それはなぜなのかを聞いてもいいか?」


私の言葉に、アマチャンは明らかな動揺を見せたし、ハマノも私の意識をそらそうとしてくる、隣に座っているトモミも慌てた様子だ。


「あっ、えっと、ハラさんの料理を食べれば安心すると思うので、食べさせてあげてください。」


そういって積極的に私のことを立たせ、トモミと一緒に台所へとやってくる、そんなトモミのことをいぶかしげに思いながらも、今日は何を作ろうかと考えた挙句に、丁度材料があるためオムライスを作ることにしたのだった。


ケチャップをご飯と一緒に炒めるタイプのもので、色々と具材も切っていき入れてしまう、一番最後にご飯を別に避けてから、卵を焼いて上にのっけてしまう、不格好なそれはなんとも私作という出来栄えではあるが、これで満足してくれるだろう。


人数分を作り終え、それぞれに出してしまう、丁度お昼時になっていたため、みんなして食卓を囲むこととなった。


「おい、なぜ自分は床に座っているのだ。」


「仕方ないじゃん、場所がなかったんだからさ。」


「この小娘と一緒にするなと言いたいのだ!このぼんくらが!」


ハマノとトモミには床に座ってもらって、それでみんなで一緒に食事を始めたが、いただきますをした後のアマチャンの表情は驚きと、安どの表情がそこにはあった。


「アマチャン、どうだ?うまいか?」


「……うん、普通にオムライスだ。……あの時に、たべたやつと、おんなじ……。」


一口食べたアマチャンからはその言葉が出て、以前にも食べさせたことがあったのだろうと理解する。


そして、ほろほろと涙を流し始めたので、驚きながら持たされていたタオルを渡した。


「おいおい、どうしたのだよ、いきなり泣かれると、こちらが驚くじゃないか。」


言いながら涙を流し続けるアマチャンの顔を拭ってやると、タオルを奪われて、そのまま泣き続けるアマチャンのことを見るしかなかった。


「ハマノおじさんも、たまにはいいことやるんですね、見直してやりますよ。」


トモミが床に広げたローテーブルにあるオムライスを口に含みつつ、そんなことを言うので、ハマノが苛立たし気にトモミのことを見る。


「お前にそんな減らず口を叩かれる筋合いはない、もう少しかわいげのある発言ができんのか、お前は。」


「その可愛げのある発言はハラさんのためのものとなっておりますので、おじさんに可愛いと思われる筋合いはありませんね。」


「こんの小娘が。」


「うるさいですよ、中年おじさん。」


「それ言ったら、私もになるのだが……。」


ハマノとトモミの言い合いを聞きつつ、アマチャンの方を見れば、食事を再開させていたが、その中に一つ気になる言葉があった。


「もう、安定したんだね、ハラは。」


「うん?なんだ?」


「ううん!なんでもない!」


アマチャンはそれだけを告げ、食事に専念し始めたから、私も食べてしまう、作り上げたオムライスの中にはケチャップのほかにもトマト缶が入っているので、結構贅沢な感じにおいしかった。


そのあとは普通にアマチャンと話したり、トモミと話したり、ハマノと話したりして、そこからの情報から、今後の研究において大切なこと、そしてアマチャンの族が集めた情報なども聞くことができたので、有意義な一日であった。


ただ、筋肉痛は明日の方が酷そうなので、寝ていなければならないだろうとは思った。


とりあえず、まとめを書いておくことにする。


・ハマノは今後、ワンダーエッグの情報を受け取りつつ、私が回収した物品の研究も行ない、それに際して、私とシンリュウのバックアップとしての役割と、後方支援に徹することが決まっているそうだ。

・ハマノの方にデータを送れば、そちらの方で集まりの方と連絡を取り、研究を進めてくれるらしいが、自分がそれを行なってもいいらしい。

・諜報機関の方に話を聞きに行くにあたり、スパイがいる可能性を示唆する情報も入手できたので、今後も『水晶のクジラ』のことを注視する必要があること。

・組織の方にはハマノの方からも情報を渡すが、調子が悪くなったら組織の方にちゃんと連絡を取ること。

・『水晶のクジラ』の情報屋を使う際には、あとで情報を共有せずとも良いが、場所だけはハマノたちに送ること。


アマチャンの方からは


・謎の物体を持っている小学生連中が暴れまわっていること。

・小学生連中を制圧するときに、謎の物体の力を放出する前に叩けば、ぶつに吸収されずに破壊できること。 

・謎の物体を持っている小学生連中は地域内の特定の場所というよりかは、様々な場所に偶発的に分布しており、なにがきっかけでぶつを持つようになったかは不明であること。

・ヨウカという少女の話もアマチャンから聞いたが、今年も演劇部が忙しいらしく、予定を入れるなら早めにお願いということらしい。

・『匿名性の仮面』について、アマチャンが欲しがったが、アマチャンには別の研究テーマがあるから拒否し、トモミも特定の進化、他者への拷問としての個体を作っているので、下手に自身にドリームエッグを使ったら危ないということを伝えた。

・『匿名性の仮面』をヨウカに渡す日にちは、5月12日にしよう、ということになったこと。

・『匿名性の仮面』は現在、組織のセーフティハウスにあるため、その日にそこから移動させること。

・この場所は既に、敵対組織によって気付かれており、危ないこと。


これらの話をしているうちに夕方となり、お開きとなった。


食材が心もとなくなっていることから、どうしようかということになった後、シャドー達にはそれぞれに食べるものを食べさせ、私とトモミは二人して白米、シーチキンにオーロラソースを混ぜたものと軽いサラダ、そしてメカブで食事を終わらせた。


今日は筋肉痛で学校を休ませてしまったので、なんとも悪い親ではあるが、それでも筋肉痛でこれはひどい。


学校の勉強の予習に加えて、今日の部分を軽くやってもらっているうちにお風呂を沸かし、昨日とは違い一緒に入る。


その際にトモミから色々と勉強について聞いたのだが、プログラミングについては私も教えられるなとは思った。


様々な言語がある中、ヴィジュアルプログラミングを現在使っているようなので、それについての勉強と、普通に英語、数学などを風呂から出た後に見てやってから、寝ることにした。


筋肉痛がつらいが、結構座ってもいたので、一日楽だった気がする。


明日はきっと更につらい筋肉痛だろうな、ツラァ……。

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