表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
295/321

DAY221(火)5月7日

DAY221(火)5月7日


昨日どうやらシンリュウが卵を自分が受け持っているクラスにばらまいたそうで、その追加の研究を今日持ってきやがった。


なんでも、一クラス24名のクラスだそうで、クラスには元々配っていた人たちが集まっているということも相成り、私が受け持つ人も多少出たそうだ。


その人数ざっと9名、一人一人は基本的な成長とかを見るだけでいいらしく、一人一人を個別に確認せずともあちらがやってくれるらしい。


だが、なぜその9名を新規に私が受け持つことになったかと言えば、シンリュウはヨウカ、ハジメ、ワタベが元々クラスには居るらしく、その3人にはほかの人に対して、自身の卵の話をしなくていいと言っているそうだ。


その上でシンリュウが基本的な人たちを担当し、9名を私が新規にデータとして受け持ち、時折私が作った資料を選んだ9名に見せることになったとか、そんなざっくりとした説明がなされた。


渡された個別の認識マーカーは基本シンリュウが色々と弄っているらしく、私が作った資料も結局はシンリュウの方で確認してから渡されるそうで、私が育てるのを指示した者たちがなぜここまで早くに育つのかを確認する作業なども並行して行なうのだそうだ。


で、渡されたデータには個人的なデータが一切なく、完全に数値として見られるようになっていたし、どのような成長をするのかについての指示の欄まであり、実験としてフラットな土壌でなされるものとして認識したが、イレギュラーが既にいる時点で何とも言えなかった。


そんな中でのトモミだが、どうやらシンリュウが受け持っている3組とは違い、1組ではトモミが浮いていることは今のところないらしい。


しかし、クラス内でワンダーエッグ、及びドリームエッグ共に取り出すことが難しい状態となってしまったと嘆いていたが、そりゃトラをその辺で散歩させるわけにいかないだろうなと納得してしまう。


大型ネコ科肉食獣に縄をつけて散歩すれば、一発でお縄だ。


クラス内でワンダーエッグを出したりしたら、大変なことになるのは目に見えている。


そんな中でもトモミがやっているのは、ワンダーエッグを無機物に変化させてトラではない別のものとしてクラスで出しているそうだ。


例えば、パワーストーンのブレスレットや髪留めなど、そういった装飾のようなものに変化させているらしいが、学校から帰るときに広い公園に行き、ワンダーエッグを棍棒にしたりして振り回しているそうだ。


家に帰ればワンダーエッグを変化させて色々とやっているので、私はちょうどいいなと思い、とあることを指示することにした。


それは、クワを振るって体力をつけつつ、野菜を作ることである。


別に野菜でなくてもいいのだ、草花でもいいのだが、とにかくクワを振るって体力をつけること、そして木を斧で割るのも訓練としてはいいのだと説明すれば、トモミは驚いていたが、話をしたら納得してくれた。


基本的に武道というものをあまりやってきていない私だが、クワを振るうことで基本的な体力が、そして通信講座の要領でHeytubeの武道の動画を見て、それをイルルに見せたりすることで動きを覚えさせるのを私はやっていたが、正直基本的な体力はクワを振るえば手に入ると思っている節がある。


この一週間でトモミには育ててみたい野菜を選ぶようお願いし、翌日には草むしりの必要がない土地を軽く整備しようと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ