DAY25(火)10月24日
DAY25(火)10月24日
今日はパソコンで解析した発信機の情報を軽く見た後に、ドリームエッグの訓練の成果を見ることにした。
昨日と同じように成体の卵から見ていくことにする、ドリームエッグは成体が3人、成長期が6体おり、ドリームエッグにも成体には名前を付けてある。
成体であるシン、テリクス、イルルはそれぞれ、全く違う服装をインプットしてある。
シンは一般的なデザイン、かつシンプルで無難な服装が登録されていて、どんなときにも確実に対応できるが、扱いを間違えるとダサくなる。
基本的にユニオロやCUといった無難な服をインプットしてあると考えても良いだろう。
その中にたまに混じる可愛らしいような服装は、シンに指示を出して覚えさせた服である。
テリクスにはフォーマルな服装を登録してあり、礼装や様々なパーティー用の服装が登録してある上、デザインの応用で制服を再現させたりといったこともできるのがこいつである。
イルルには戦闘用の服装が登録されており、実践向きな服装が登録されている。
正直体の力を抜いた状態で、イルルに身を任せた上で戦闘をおこなうことができる、戦闘用パワードスーツのようなものだ。
ちゃんと自分が動きたいように動くこともできるため、戦闘の際にはかなり使える個体だ。
基本的にはこの三人がいればいいが、その三人に他のドリームエッグの教育をさせることが多い。
ほかの成長期のドリームエッグは、アインスからゼクスまでのドイツ語で番号が振ってある。
アインスには漫画から服装を持ってくるように命じてあり、かなり服装が特殊である。
それに加え、様々な体のパーツや顔のパーツなども覚えこませているため、顔の造形や身長を偽るのにもこの個体を使っている。
ツヴァイは一般的なファッション雑誌から情報を取ってきており、おしゃれな感じの服装が出来る。
外に出る場合に一番適切なのはツヴァイだが、普段使っているかといわれると、そうでもない。
その上、一番スタンダードなおしゃれなため、一番防御力が弱そうな服装が登録されていたりもする。
ドライは特殊なファッション雑誌から情報を取っており、ゴスロリやパンク、一般とは違う服装を登録しているため、かなり特殊な形ができるのがこのドライである。
外出するときに時折使っているが、ほとんど研究用である。
フィーア、フュンフ、ゼクスはかなり特殊で、移動ができる洋服をコンセプトに、できることを考えた末に、人間が通常の状態以外での行動をする際に、呼吸が苦しくなることがわかったため、陸空海全てに適応できるように改良をしたのが、それぞれの卵である。
フィーアは様々なところで移動パフォーマンスを上げるための小道具や服装を、フュンフは空を飛ぶように、ゼクスは水の中を泳ぐために最適化された個体である。
詳しく言うと、フュンフは空を飛ぶための装備となっているが、空中を飛んでいるときに呼吸が苦しくなることがあるのだが、それがなぜなのかはわからない、ゼクスは水の中を進むための装備だが、当然のごとく呼吸はできない、そして、ドリームエッグは命じられたことの一つしか、機能しないため、何らかの方法で呼吸補助が必要となるのだ。
その結果、呼吸を確保するためのドリームエッグとして、フィーアの価値が出てくるのだ。
フィーアによる呼吸補助は、基本的に水の中のみで使ううことが多いが、フィーアにはついでに、呼吸以外の機能を持たせているため、そちらをフュンフと合わせて使うことも多い。
これ以上のことは書く必要がないと思うので省くが、それぞれの服装をどれくらいインプットしたのかを見るために、様々な服装に自分が変身してどれほどの精度かを見た。
それは完全にファッションショーで、完全に自己満足な結果となってしまうため、悩む結果となったのだった。
こんな時に助手がいれば、なんてことも思ったが、未成年を住まわせるわけにはいかないし、どうしたものか。
フィーアからゼクスまでは確かな動作を確認するために外へ出る。
空を飛ぼうとフィーアとフュンフで変身してから宙に浮かび飛んでみる。
正直、飛んでいるというよりは空間を泳いでいる感覚が強い飛び方だ。
ホバリングも前進後退も、上下左右旋回もできるのだ、あとは重さを持てるようになればいいか。
ゼクスのことを調べるために裏庭にあるプールに行き、ゼクスとフィーアを変化させて泳いでみる。
正直、水の中で空気が吸えて、泳ぐ速度も速いからかなり使えると思う。
水から上がった際にすごい寒いのが難点だ。
あとでシジマさんの研究所に寒暖それぞれを防ぐようなものを早急に開発できるように言おう、そして、こちらでもしっかりと研究をしていくことにする。
夕方になり、一日のことを記録としてまとめていきながら今日は連絡が入っているかを見る。
組織からの連絡も依頼もなく、今日の事務作業を終わらせる。
卵にご飯を作り、発信機からの情報を取り、パソコンでのデータの情報としての蓄積を見てみると、順調に全ての卵が育っているのがわかるが、フジキとトモシゲ、アマチャンの育成状況が悪いようにも見える、多分、本人が放っておいているのが可能性としてあげられる。
あとは、特殊な変異をさせそうなやつがハジメである。
ということで、ハジメのところのワンダーエッグがこのまま成長したら面談を申し込むことにする。
そんなこんなやっていたら、ネットショッピングで買ったものがやってきた。
中身は卵関係のもので、治療に使う溶液を作るための素材だ、どのような代物かは企業秘密なため書けないが、特定のサイトで簡単に手に入る代物だ。
寝る前に小腹が減ったためカップラーメンを作ったら、ドリームエッグの最年長組が食べに来た。
カップラーメンを与えたら、ほかにもテラとワンダー四号がやってきて食べたいと言ってきたから与える、それだけ消耗していたのだろうか、フィーアからゼクスまではしっかりと食べさせたためかやってこなかった。
全てのワンダーエッグとドリームエッグを卵の形に戻して就寝することにした、明日は報告書の山を全て制作し、30日までには組織に報告しなければならない、そうしたら本格的に組織から研究続行命令がなられ、給付金のような給料がアップする予定だろうし、続行命令は研究を認められたということで、そういう契約だからだ、頑張ろう。




