転生2
それから数分後
「連絡をとったところ異世界転生可能とのことなので担当のものに送りますのでそちらで詳細な説明がございますので」
そうデメテルが言う
すると佑奈の全身が光で覆われた…
佑奈を覆っていた光が徐々に消えていったそして目の前には一人の女性がいたその姿は美しいとしか言えず女性である佑奈も惚れ込むほどの美貌だった
そしてその女性が佑奈を見て開口一番に
「貴女ね転生したいって言ってる子は」
「はいそうですが」
「ふぅーんデメテルあいつにも後できつく叱っとくからこの度はご迷惑をおかけしまして申し訳ございません」
そう女性は礼儀正しく謝罪をし頭を下げた佑奈はそれに対し
「いえいえこちらこそ無茶なお願いをしてご迷惑をおかけしてしまったのでこちらこそ申し訳ありません」
そう佑奈が女性に心からの謝罪をした
そして女性が本題に切り込む
「今回転生してもらうのは私が管理する世界なんだけど何か希望はある」
神妙な面持ちで聞いてくる女性それを聞いて頭を抱えて悩む佑奈
ふと頭に浮かんだのは自分が大好きだった妖怪だった
それは九尾の狐だったそして
「九尾の狐でお願いします」
「ふぅーん九尾ねーえっ」
女性は驚き一度佑奈の顔を見たそして
「えっ本当に良いの九尾で」
「はいそれでいいです」
佑奈は笑顔で返答した
「はぁわかったよあなたがそれでいいならそれでいいけどそうだ自己紹介がまだだったね私はヴェルダンディよろしくね」
「私は今井佑奈と申しますよろしくお願いします」
そう二人はお互いの紹介をしたするとヴェルダンディがあきれた顔をして
「はぁ何で私がデメテルあいつの尻拭いをしなければならないのまったくこんな若くて可愛い子を殺しちゃうなんて」
そうヴェルダンディが言うそれに佑奈は心の中では
(うわーすごいご立腹だ)
そう思いながらも口にはださないでいる佑奈
「まぁ可愛いデメテルあいつの頼みだからなまったく」
そう照れ隠ししながら言うヴェルダンディ
佑奈は内心で
(あっこれが俗に言うツンデレてやつか)
そう思いながら笑みをうかべていた
それを見たヴェルダンディが
「あなた変なこと考えたでしょ」
頬を膨らませながら言うヴェルダンディ
「まぁいっかじゃあ転生させるから」
そう真剣な表情で言うヴェルダンディ
「その前にあなたが転生する世界についてざっくりと説明するね」
「はい」
「あなたが転生する世界には人間や魔物それに亜人等様々いるのそしてこの世界には「異能」というのがあるのこれはそのものが思い願い努力したものにしか与えられないいわば特殊能力のようなものまぁ稀に生まれながらに持つものもいるけどそれは本当に稀なんだけどね話を戻すけどあなたには「言語理解」と「鑑定」の「異能」をあげるからじゃあざっくり説明も終わったし転生しますかあっその前にこれを渡しとくんね」