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36 和睦しました

少し体調がマシになったので執筆を再開しようと思った矢先今度は作品のアイデアが全く湧きませんでした。

なのでしばらく本作は休止してこちらの

「俺(筆者)が長宗我部元親の架空の5男に転生したので長宗我部家を全力で守る話。」(私の作品ページから飛べます。)

をメインに更新していこうと思うのでよろしくお願いします。

こちらと世界観は違いますが秀家もちゃんと出てくるのでご安心ください。

ほんで1月後、俺自らを大将として北陸征伐が行われた。

つい先日病死した勝家のいない柴田家を滅ぼすことなど赤子の手をひねるより簡単だった。

そのまま加賀に入ったところで厄介なことが起きた。


「越後の徳川軍が越中に進んでいるようです。おそらくは佐々成政が徳川に援軍を要請したものかと……。」


又兵衛の報告を聞いて俺は空いた口が塞がらなかった。


「狸親父め……こっちでも俺を苦しめるか。」


「こっちとは?以前徳川と何かありましたかな?」


「いっいや、気にするな。」


全登もそろそろ俺の訳分からんことに不信感を抱き始めてるだろう。

いつまで経っても前世のことを考えてしまう。


「徳川軍はどれくらいだ、三成。」


「はっ。越後城代の大久保忠世、忠佐ら2万程かと……。」


「2万か……。佐々と合わせればこちらと大差ないな。」


「三河の方から何か言ってきてるか?」


「いえ、まだ何も。こちらから使者を送りますか?」


「ああ、そうしてくれ。」


逃げる秀吉や信雄みたいなのを倒すのは簡単だったが今回の相手は同じ数で精強な徳川軍だ。

こちらの被害もかなりのものだろう。

少なくとも今はまだ戦うべきではない。


「家康の答えを聞くまで兵を止める。無念じゃが致し方ない。」


3週間後、徳川家より使者がやって来た。


「徳川家家臣、井伊直政でございます。此度は我が主家康より言付けを預かって参りました。」


「うむ。話を聞こう。」


なんか豊久が若干ピリピリしてるけどこの世界ではこいつら面識ないだろ。


「宇喜多は越中と能登には手を出さないこと、これより徳川が東国で行う軍事活動に対して手出し無用。」


東国の話なら今の俺には関係ない。

こっちもその案を待っていた。


「よし、飲もう。わざわざご苦労だった。」


こうして徳川家と国境線が確定され俺たちは西の九州に集中できることになった。

逆にこれで大変なことになったのは滝川一益だ。

徳川が北条、伊達と同盟を結んだため三方向に敵を抱えることになったのだ。


「おのれ宇喜多の小僧め。徳川を前にしっぽを巻いて逃げ出すとは。」


「如何なさいますか?北には伊達、南には北条、東には徳川……。このままでは。」


「分かっておる昌幸。しばし考える時をくれ……。」


そう言って一益は部屋を出ていった。

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