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第63話〜森人(エルフ)

よし、少しずつヒロインたちが出てきましたね。

…………。


「ダンジョンにはいくつか種類があるの」


休憩中に、ダンジョンについて宵薔薇の乙女の一人、ラナンから話を聞く事ができた。


ちなみに隙をみて視ることができたラナンのステータスはこれだ。


ーーーーーーーーーー。

種族:森人族(♀142歳)

名前:ラナン(◾️◾️◾️=◾️◾️◾️=◾️◾️◾️)

階位:42

職業:精霊術師

状態:◾️◾️◾️◾️


腕力:D 体力:D

魔力:A 知力:B

敏捷:C 器用:C

運勢:E

ーーーーーーーーーー。


森人、つまりはエロフだ。


間違えた、エルフだ。


前世の記憶はないが、エルフについては何となくエロい目に遭う種族だってイメージがある。


Why?


…………。


さておきエルフだ。


緑がかった金髪としか表現のしようのない艶やかな長髪に、彫像のように整った相貌、翡翠のような綺麗な瞳に尖って長い耳。


自然の民、森の賢者、精霊の申し子、聞いたことのある話ではそんな呼ばれ方もしているらしい。


先ほどまではフードを目深に被っていたのだが、周りに人がいないからか、外見上はこちらが子供だからか、話始めてすぐラナンはフードをとっていた。


見た目はかろうじて成人してるかってくらいの見た目で、身体つきはややスレンダー。


得物は一目で業物と分かる木製の弓。


はたから見たら駆け出し冒険者が身の丈に合わない装備を持っているよう。


けれど見た目に惑わされたら痛い目を見るだろうことは想像に難くない。


一挙一動に隙がないのが俺の目には視えている。


…………。


そもそもエルフは寿命が1000年ほど。


成人するまでは人族の10倍ほどかかり、しかし老いるまでの期間は長く、寿命を迎える数十年ほどでようやく老け込む。


つまり幼児やら少女の姿で数十年、百数十年生き、そして若々しい姿のまま数百年を生きる種族なわけだ。


当然愛玩奴隷や性奴隷としての需要から狙われる種族でもあるのだが、身体の成長に対して精神の熟成もそれなりだが、技能と知識は期間に見合うだけのものがあるわけで。


森人族はよほどの子供でもなければ強い。


そして精霊たちに愛される種族で、精霊魔法を使うことができるハイスペック種族。


だからこその裏で超高額で取引されるという話を情報収集中に聞いた。


この見た目通りの森人の年齢ならまだ森人たちが住んでいるという村からは出れないはずだけど…。


きっと色んな事情があるのだろう。


…………。


「そもそもダンジョンはダンジョンコアによって創り出されるの。ダンジョンコアは魔素の濃度が高くなって生じる核で、だいたい人の頭ほどの大きさの魔石のような見た目をしているらしいわ」


頭上から聞こえるラナンさんの声を聞きながら、俺は森人族について知っている知識を思い返していた。


どうしてこうなった?


今の状況は、ラナンさんに後ろから抱きしめられるように一緒に座っている、いわゆる抱っこ座りの状態だ。


クールになれ。


後頭部に当たるラナンさんの小さくも柔らかな感触に集中を乱されるんじゃない。


「ダンジョンコアは自然の地形をそのままに迷宮化させたタイプもあれば、人工物を取り込んで迷宮にするものもあるの。それで時間をかけながら成長して、その規模を拡大していくの」


どうしてこうなった?


俺はラナンさんの花の蜜のような香りに包まれながら、ダンジョンについての情報を集めるのだった。

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