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第37話〜マイナススタート

…………。


ステータスボードを見る。


ーーーーーーーーーー。

種族:人族(♂7歳)

名前:ナナシ

階位:2

職業:冥界師

状態:不死


腕力:F 体力:F

魔力:G 知力:D

敏捷:F 器用:G

運勢:E


称号

・転生者・迷宮探索者・輪廻の守り人


固有スキル

・言語理解・職業自由選択・進化の瞳


ユニークスキル

・迷宮適性Lv:2・不死者Lv:1


スキル

・観察眼Lv:3・短剣術Lv:2・追跡Lv:1・不屈Lv:6・隠密Lv:2・危機察知Lv:1・死霊魔術Lv:1

ーーーーーーーーーー。


レベル半減、ステータスオール1ランク減少のデメリット。


これは生き返るために支払った対価とも言える。


実の所もっとデメリットが少ない方法はいくつもある。


けれどそれらはスキルなどの熟練度を上げないと効果がなかったり、デメリットの方が上回っている場合がほとんどだった。


今回冥界師のスキル【不死者】を使ったのは、低レベル低ステータスの今ならばそれほど痛手ではないからだ。


これが苦労してレベルを上げて、ステータスも軒並み上がっていた場合デメリットがでかすぎて使う気が起きなかっただろう。


スキルの熟練度が下がらないだけまだましかもしれないが。


…………。


スキル【不死者】の熟練度を上げていけばこのデメリットも緩和されていくが、熟練度をあげるために死に続けるのは時間とステータスの無駄だし、もう一つのデメリットが大き過ぎる。


ランダムでステータスの1項目半減。


これはスキルLvも含まれる。


そしてそれは【不死者】も例外じゃないとくれば上がる気にもならない。


このスキルは本当に最終手段として取っておこう。


まだ他の生き返る、生き残るための手段のデメリットを時間をかけて緩和していく方がいい。


…………。


さて、そろそろ目をそらすのはやめよう。


ランダムでステータスの1項目半減。


とても大きいデメリットだ。


まだスキルも何もパラメータ的に全く上がっていない今だからこそそれほど痛手ではないが。


てっきりどれかしらのスキルレベルが半減しているものだと思っていたが、いくら見ても半減したスキルはない。


もしかしてスキルLv:1だったから半減しても数値的に1のままなのかとも思った。


しかし、ナイフの柄を見下ろした時点で気づいていた。


気づいていたのだ。


当然だが胸はない。


明らかに身体が縮んでいる、いや、幼くなっていることに。


最初は目の錯覚だと思った。


けれど身体は小さくなり、ステータス上でも年齢が7歳になっていた。


まさかランダムでステータスの1項目半減が、年齢に適応され、さらにはその通りに若返ってしまうとは思いもしなかった。


ただでさえ低レベル、低ステータス。


さらには身体まで子供になってわぁいいバランスってふざけるな!


…………。


こうして幼児化から異世界生活が再スタートされたのだった。

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