表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/84

第19話〜サポートピクシー

正月、全然休めませんでした…。

…………。

…………。

…………。

…………。


『………ぃ』


声が、聞こえた。


『……さい』


頭がぼーっとする。


意識がはっきりしない。


暗闇の中にいるようだ。


しかしそれがなぜか安心できる。


『…てくだ…ぃ…』


まるで水面に揺蕩たゆたう葉っぱにでもなったみたいだ。


なぜか不思議と安らげる。


このまま寝てしまいたい。


そうしたら水にとけるように気持ちよく眠れそうだ。


『いい加減起きないと……に見つかって……れちゃいますよ』


うるさいな。


誰かが耳元で何かを言っている。


そのせいで少しずつ意識がはっきりとしてきてしまった。


水面から深く底へと潜りかけていた意識が、再び浮上していく。


暗転していた視界に光が見えてきた。


ああ、目覚めたく、ないなぁ…。


…………。


『起きてください!』


「うぉ⁉︎」


寝起きに耳元で大声で叫ばれ、変な声が出た。


飛び起きると、そこは広々とした部屋の中だった。


まだ頭がぼーっとするが、無意識に辺りを見渡して情報を集めようとする。


『や、やっと起きました…』


しかしそんな声がすぐそばで聞こえたのでそちらを向く。


するとそこにはよく分からないものがいた。


どう表現すればいいだろうか?


第一印象から率直に言えば、それは妖精のようだった。


全長は約15センチほど。


見た目は縮尺を縮めた人間の姿だが、その背中には半透明の葉っぱのような羽が4枚ほどあり、時折ピクリと羽ばたくような仕草をしている。


性別はメス……女性?


見た目の年齢は小学生ほどの幼い見た目をしている。


新緑を想起させる緑色の長い髪に、澄んだ泉のような蒼い瞳、そして処女雪のように白く透き通った肌。


着ているのは透明感と艶のある絹のようなゆったりとした布。


よく見れば植物でできた輪っかのようなものを手首と足首につけている。


幼女趣味ロリコンであれば間違いなく鳥籠とりかごに閉じ込めて部屋で飼いたいと思ってしまうほどの美少女(美幼女?)だ。


どう見ても妖精さんだった。


そんな妖精のような何かは胸に手を当て、安堵の息を吐いた姿勢で目線の高さに浮いていた。


…………。


ふむ。


1、はたき落とす。


2、捕まえて高値で売る。


3、「わぁ妖精さんだ!」とはしゃぐ。


4、とりあえず話しかける。


5、手に持って逆さにし、パンツチェック。


どうするか。


…………。


うーん。


どうしたものか。


『えっと、あの…?私のことずっと見つめてどうしたんですか?』


フィギュアのパンツチェックは紳士の嗜みだと聞いたことがある。


『うぅ…。そんなに見られると恥ずかしいのですが…』


よし。

さて、どれを選択したのやら。

おそらく明日から忙しくなるので毎日更新は今日で終わり、のはずです…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ