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第12話〜乱戦

犬は結構好きです。

でもこういった犬はちょっと嫌ですね…。

ーーーァァァア!

ーーーグギャギャガ!


犬人コボルト2匹を始末すると、残りの2匹は警戒したように後ろに下がってしまった。


そして入れ替わるように徘徊者ダークシャドウ小鬼ボブゴブリンが一体ずつ飛び込んでくる。


「ちっ」


できれば乱戦になる前に雑魚コボルトは始末してしまいたかった。


ダークシャドウは光が致命的な弱点だが、物理攻撃はほぼ効果がない。


さらには動きが素早いので単体ならばともかく、ボブゴブリンが一緒だとライトを当て続けるのは困難だ。


ーーーァァア!


ダークシャドウが影のような腕を連続で振るってくる。


それを下がりながら避けるが、今度は横からボブゴブリンが殴りかかってきた。


こいつらは大きさがほとんど成人男性サイズだから結構な威圧感がある。


さらには連携なんて考えず、互いを考慮することなく攻撃してくるので動きは読みやすいが避けるだけで精一杯だ。


きっとここで目覚めたばかりの頃では避けることはおろか目で追うことできなかったに違いない。


でも、多少はまだ余裕はあるな。


慣れれば反撃することも…


ーーーガルルッ!


「いっ⁉︎」


突然右足に痛みが走った。


いつの間にか小柄なコボルトが背後に回り、足に噛み付いてきていた。


目の前ばかりで視野が狭くなっていたか。


地面を蹴りつけるようにコボルトを叩きつけてどうにか足から引き剥がす。


「うっ……」


無理やり外したせいで傷口が抉れて広がったのか、激痛が全身を走った。


ーーーガギャア!


痛みに動きが鈍ったところを今度はボブゴブリンの力任せの一撃で吹っ飛ばされる。


「がはっ!」


肺の中の空気が全部吐き出された。


ミシミシと体が軋んだ様な気がしたが、怪我の程度を確認してる暇はない。


体を捻って転がると、寸前のところをダークシャドウの爪が掠める。


1、ライトを使う。


2、ナイフを使う。


3、距離を取る。


ダークシャドウ相手ならライトを…


いや、ダメだ!


全力で転がって距離を取る。


ーーーグギャア!


ダークシャドウを飛び越えて、ボブゴブリンが先ほどまでいた地点に降ってきた。


上位種はライトを数秒当てないと倒せない。


あのままだとライトを構えた時点で奇襲されていた。


もしかしたらライトを壊されていたかもしれない。


それだと詰んでしまう!


ーーーギャンギャン!


またコボルトが追いかけてきた。


今度は2匹ともだ。


1、ナイフで迎撃。


2、蹴り飛ばして時間を稼ぐ。


3、ライトを構える。


すぐ後ろにはダークシャドウが追いかけてきている。


ナイフで迎撃しつつ、ライトを出すべきか。


いや、万が一ライトを壊されたら終わりだ。


右からくるコボルトを蹴り飛ばして時間を稼ぐ。


そしてすぐにもう1匹をナイフで迎撃だ!

ナイフはともかく手巻き式のライトとか、ちょっとタイトルから考えて出さないほうがよかったですかね…。

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