表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お土産チート能力  作者: 短澤
3/4

第二話 討伐隊(ギルド)を立ち上げて町を救ってほしいとのことです

辺りから歓声があがった。

「はぁはぁはぁ、お、おーい皆さーん!

私をおいてかないでくださいよー!!

...ってあれ!?もう倒されてしまったのですか!?」

追い付いてシェリーもやって来た。

「ねーソーマー私たちの出番は!?」

「そうですわ男子ばかりずるいですわ!!」

女性陣は文句たらたらだ。

「はぁはぁはぁすみませーーん!!」

先程の登録の受け付の人もやって来た。

「えーと、詳しい話はあとですとりあえず来てください!!」

「??」

どういうことだ登録は終わってるはずなのに

「どうされましたか?」

シェリーが聞いてみた。

「先程の石板と騒ぎを聞き付けた大司教様がお呼びです!!」

.....

大司教ってだれ?


協会の奥には社長室のような豪華な部屋もあった。

そこにいるのは髭の長い老人その人が大司教様なのだろう

大司教様は俺たちのリザードマンとのシーンが写っている水晶玉を見ていた。

町に監視カメラっぽいのもあるのだろうか。

「おーようおいでなすった。

噂は聞いておるぞまあかけなさい」

そう言って椅子を指差すと椅子が俺らの前に置かれた。

これが魔術なのだろうか。

「さてさて、君たちその格好を見るからには転生者だのぅ。」

慌てて服を見ると確かに私服のままだ。

「それに君はシェリーだね。いやー君の高祖父さんとは昔よくどっちが先に魔王倒せるか競っておったわい。」

「わ、私の祖先にあったことがあるのですか!?」

「いかにも。君の祖先カルカロット·ジェムル即ち先代の魔王討伐者とは旧知の仲でのー」

「!?」

シェリーの祖先って魔王討伐してたの!?

「ということは魔王討伐者の子孫が転生者のナビゲーターを勤めているのじゃな。」

「...はい。おっしゃる通りです。

ですがひとついいですか、私の祖先が魔王を倒したのは200年前。もう祖先もあなたも生きてられないはずです。」

はぁ!?

「ふぉっふぉっふぉ。いかにも私の年齢は275歳それもわが才能『不老の才能』のお陰じゃ」

「えぇ!!大司教様も才能もってたんすか!?」

「おうそうじゃ。年老いて死ぬことができない才能。そんなものだったら275年も生きておれば死にたくもなる。そんなときは自ら崖から落ちるなど自殺をすればいいのじゃがわしはそんなことはせぬ」

「な、なぜ」

「まだやり残しとる事があるのじゃよ」

大司教様は優しい顔で微笑んだ。

「それでは本題に入ろう。今回ここに呼んだのも君たちに依頼があるからじゃ

それは討伐隊(ギルド)には入らず君たちで討伐隊(ギルド)を立ち上げて欲しいのじゃ。

やはり君たちほどの力じゃ力を欲しがる事は時として争いを呼ぶ。

なので平穏に済ませて欲しいのじゃ。」

なるほど。そのために呼び出したのか

「わかりましたわ!!」

「おおカナさんは引き受けてくれるのじゃな他のものは?」

「はい。」

「こんな老人のワガママに付き合ってもらって申し訳ないのう。

ちなみに金銭的な問題に関してはこちらで対処する。

あと討伐長(ギルドリーダー)討伐隊(ギルド)をまとめるのはシェリーでもよろしいかの」

「はい。って私ですか!?」

当の本人は驚きまくってる

「そうじゃ出来ればアースプレイスに詳しいシェリーにやって欲しいのじゃが、やってくれるの?」

「はい!!勿論です!!」

「よかったよかった。あと一つ。討伐隊(ギルド)のネームじゃが残念じゃが決めさせてもらうぞよきっと気に入ると思うぞ。」

大司教様は羊皮紙とペンを取りだしこうかいた


無敵(インビンシブル)


「まさに君たちにぴったりじゃ」

かっこいい!!すごいかっこいい!!!

「それでは詳しい事は受付のものに頼む」

「分かりましたお世話になりました」

そう言って部屋を出ようとした

「わしもじゃよ。......お、そうじゃそうじゃ最恐のソーマくんお時間いただけるかな?

君の才能についてじゃ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ