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お土産チート能力  作者: 短澤
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プロローグ お土産を買ったら魔王(ゲーム)を攻略しなければならないらしいです

8月8日

「ねえねえソーマ、修学旅行のお土産のお返しまだもらってないんだけど?」

「そうですよ。私もいただいておりませんよ?」

「...」

 俺の名前は片岡相馬(かたおか そうま)、高校に通っているどこにでもいるフツーの受験生だった。

成績学年200人中100位。運動神経普通。顔面偏差値普通。

もっと個性が欲しい。

 今日は中学校で一緒だった4人で俺の家に集まっている。

 まず一人は修学旅行の話題をふってきた藤平仁美(ふじひら ひとみ)

ふわふわのロングヘアーで垂れ目、

そして瞳がカラコンをつけているのかと疑われるような淡いオレンジ色。

クラスでは癒し系などと言われているが、

超どじっ娘で一日に一回は転ぶという体質を持っている。

幼なじみとしては困らされているばかりだ。

 そして丁寧口調の渡部佳奈(わたなべ かな)

学年に一人はいる学校のマドンナという肩書きを持っている。

黒髪長髪、メガネがトレードマークで視力はとても低いらしい。

もちろん性格もよく、勉強も出来るのだろうと思うのだろうが、

その期待を裏切る腹黒性格。

今まで論破されていた人は数知れない。

更にルックスに合わないお前はの●た君か!!と突っ込みたくなるほどの頭の悪さ。

今こうして集まってるのも頭の悪いやつらが行く補習についていけていなく教えてあげるために集まっているのだ。

最後に無言でボーッとしている覇牙薊鍍(はが けいと)

頭のいい頭脳派で顔がかっこいい。

勉強も模試1位と言うのもあって女子に俺の目の前でコクられることが何度あったことだろうか。

そんなこんなで男子に逆恨みされることもあるが

当の本人はコミュ症でホントに仲のいい人としかしゃべれず

コクられたときも「いや、そ、その俺恋愛とか興味ないんで、、」

逆恨みされて愚痴言われてるときも「スミマセン×ほぼ∞」を呪文のように唱えていた。

ちなみに佳奈と同じ高校に通っている。

 そんな4人が集まっているのも要領の悪い佳奈が夏期講習にさえもついていけないという異常な事から皆で家で佳奈に勉強を教えようとなったのだ。

「佳奈ならまだしもなんで仁美にまで、、」

「私も一緒の班だったけどソーマにあげたよー。」

「ひとみん。それ私もらっていませんわ!」

「俺も、、」

「ゴメンゴメンもう食べちゃった☆」

 そんな話をして奈良のお土産八つ橋を取り出した。

「この八つ橋さ、気前のいいおっちゃんが試食食べたら無料で4つくれたんだよ」

「おーソーマナイス」

 もらった4つを皆に渡し口に運ぶ。

「「「「いただきます」」」」

 普通に美味しい。

やはり流石はお土産ランキング1位の八つ橋だ。

「よしこの調子で、勉強も頑張、る、ぞ」

「ねえソーマ、私、なんだか、眠くなって、、、」

「私、も」

「同じく、、、」




 あれっ?

目を冷ますと真っ暗な闇の中、

ただただ何もない無の空間。

そして青い炎の松明が頭上に掲げられている。

ほかにも3つ松明がありその下には今目を冷ました皆がいた。

「皆!大丈夫!?」

「大丈夫ですわ!」

皆も無事そうだ

立ち上がると途端に足が石のように固くなる。

「あれ!?足が動かない..」

「俺も、、」

そうすると前にスポットライトが当てられる。

「ようこそ!!天空の祠へ!!相馬さん、仁美さん、佳奈さん、薊鍍さん。」

そこには猫耳の少女がいる。

ショートヘアーで尻尾が生えていた。

「初めまして。私はシェリーと申します」

皆驚いて声がでない。

「分からないことがあると思いますがしっかり聞いていてください。

今からあなた方が行くのは異世界アースプレイス。そこで近頃復活されると言われている、魔王の討伐というゲームをしてもらいます。」

「ちょっと待って下さい」

黙っていた佳奈が口を開く。

「なぜ私たちなの?現実の私たちはどうなるの?」

「あなた方は異世界へのチケットをお食べになったではありませんか。ちなみに現実世界は眠ってしまった時の時間のまま凍結されています。」

「で、でもシェリーさん、魔王なんだよ?私たちなんかが倒せるの?」

「呼び捨てで結構ですよ。そして答えは、はいもちろんです。

今のあなた方では足元にもおよびません。なのであなた方がアースプレイスに行く前に一人ひとつ三つの中から適正にあったチート能力(才能)と言うものを与えます。」

「才能?」

「はい!!異世界ではまれにまれにとてもまれに才能というステータスをもって生まれる人がいるんです。

その才能を一人一つプレゼントして異世界に送り出します!!!

さらにさらにゲームをクリアすると、その才能を引き継いでもとの世界に戻れるんです!!」

「つまり、私たちは異世界にチート能力(才能)を持って異世界にでて、さらに魔王を倒すっていうゲームをクリアすると強くなったままもとの世界に戻れるってこと!?」

「まんまだな」

「どうします?今ならもとの世界に戻れますよ?」

、、、一旦タンマ

「どうすんのよソーマのせいで変なことになっちゃったじゃん。」

「いやいや俺じゃないおっちゃんだから」

「でもさ私たちがもとの世界に戻ってもやることは勉強だけですわよ?」

「そうだよ!!このゲームやろうよ」

「賛成」

「薊鍍まで」

でも確かにもとに戻っても勉強ばっかり。たまには息抜きに魔王討伐(ゲーム)もいいかもしれない。

「うーんっよし分かったそのゲーム受けてたつ!!」

「分かりました!!それではお待ちかねの才能選びです。

三枚のカードが配られるのでそのうち一つ決めてください。」

そう言うと目の前に三枚のカードが出現した。

「じゃあ俺はこれ」

薊鍍はもう決めた。

「おぉ!!支配の才能!!倒した魔物を手に入れる能力!!さらに自分が言った言葉は必ず実行される!とても素晴らしい才能ですね!!」

チ、チートじゃないか、、!

「すごーい。じゃあ私はこちらにいたしますわ。」

「佳奈さんは創造の才能ですね。何もかも命でも創れてしまう才能ですね。

なにげに強い。

「どれにしようかなー、これっ!!」

「仁美さんは魔術の才能!!どんな魔術も使えるすごーい才能ですね!!」

魔術!?異世界って魔術もあり!?

「ソーマ早く決めてー異世界に早くいきたいよ」

「あ、うん」

えーと俺のは


・斬撃の才能

異世界一の剣術を手に入れる

・頭脳の才能

見ただけで物事の答えが分かってしまう

・最恐の才能

最恐の力を手に入れる


最恐の才能?とてもすごい名前じゃないか!!

「俺これにする!!」

「はい、、?UNKNOWN?何ですかこの才能」

「え?最恐の才能って選んだんだけど、、」

「最恐の才能?どこかで聞いたことがあるような、ないような、、まあいいや!それでは皆さんあの扉をくぐりましょう。ちなみに私も皆さんにお供します!!それではまいりましょう!!」

気付いたら足が動くようになっていた。

目の前には先程はなかった扉がある。

あの先には異世界アースプレイスがある。

さあゲームをクリアして才能を手に入れるぞ!!


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