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2-16 おまけ デンバラン家の食卓
そのまま夕食をご馳走になることになった俺はわかっていたが衝撃の光景を目にすることになった。
俺やサバランさんやその奥さんに提供された料理はいかにもレストランで出てくるような華やかな料理だった。
しかしルキナの前に出された料理はおかしかった。
決して見た目が変などと言うわけではない、大事なのはその圧倒的な量だった。
「お前…流石に多くないか?」
外で買い食いしていた所も知っているからこそ手の届かない所まで置かれた彼女の料理を数に狂気さえ感じた
「私にはこれぐらい必要なんですよ」
「それに知りませんか?沢山食べて沢山寝る。」
「それが健康の証らしいですよ?」
「限度ってもんがあるだろ…」
ルキナの両親を見てもこれがいつもの光景だからかなにも驚かずただ普通に食事を楽しんでいた
【これがデンバラン家か…】
そう心の中で思い、ルキナの方に目をやると既に全体の三分の一の皿が空になっていた
【大丈夫かなぁ…コイツと仲良くなれるのか…俺。】
悩みが1つ増えながらもラウルは美味しそうな料理に手を伸ばして、期待通りに美味しい料理を食べながらこの食卓を楽しんだ。




