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『バグって転生!? 不審者カケル、世界最強の賢者になる』  作者: MZKDM
【第7章】世界の再定義と賢者の選択
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第四十三話

目が覚めたとき、俺は丘の上に座っていた。

リーネとノア、アスヴェルトも同じく、無事だった。


「……成功、した……?」


ノアが端末を開く。


「世界構造、安定してる。観測干渉ゼロ。……カケル、あなた……本当にやったのね」


「無茶だよ……でも、カケルらしいね」


リーネが笑ってくれる。


「……お前という存在は、やはりこの世界の“変数”だった」


アスヴェルトが静かに言う。


そして、俺は空を見上げた。


観測のない空。

でも、どこか遠くに、別の世界の匂いがした。


「もしかしたら、次は……そっちかもな」


物語は、まだ続いている。

誰かが“選択肢のない世界”で迷っているなら――

俺は、いつだって“選ばせる自由”を渡しに行く。


たとえ、それが“またバグる未来”だったとしても。


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